【既報関連】教育関連予算の削減に反対し、国内全州で発生した抗議デモを受け、連邦政府は、緊急時対応資金(reserva orçamentária)の一部、15億8千万レアルを教育省に回すことを決定した。22、23日付伯字各紙・サイトが報じている。
緊急時対応資金は2月末現在で53億7200万レアルあったが、政府はこの中から、21億6600万レアルを予測を下回った税収の埋め合わせに使う意向だ。教育省に回す15億8700万レアルや、環境省に回す5660万レアルは別枠だから、緊急時対応資金からは、およそ38億レアルを放出することになる。これにより、緊急時の防波堤となる緊急時対応資金の蓄えは15億6千万レアル強に減少した。