【既報関連】ブラジルの連邦貯蓄銀行(Caixa)が5日に、勤続期間保障基金(FGTS)からの引き出し日程を発表したと同日付現地サイトなどが報じた。これは連邦政府が7月下旬に打ち出していたもので、本来、退職金として積み立てておく資金を、各口座につき500レアルを上限として引き出しを認め、消費に回させて、経済を活性化させる狙いだ。
FGTSの口座は、正規雇用で雇用した労働者のために会社が積み立てるもので、勤め先ごとに口座が作られる。そのため、現在勤務している会社で作られ、現在も稼動している口座と、今は勤務していない会社で作られた休眠口座がある。