ブラジル中銀は12日、各金融機関に行った経済指標の動向に関するアンケートをまとめた予測集フォーカスを発表。それによると、先月末に年6・50%から年6%に下がったばかりの経済基本金利(Selic)が、年末には5%になるとの予測が大半を占めていたことが分かった。
Selicはいわゆる〃政策金利〃で、国内のインフレ状況や景気の動向を見て、中銀が調整する。インフレが抑えられており、景気の回復が進まない状況下、中銀は先月末、史上最低水準だった年6・50%を、さらに年6%へと利下げしている。
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