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英語力が問われない駐米大使などありえるのか?

エドゥアルド氏(中央)とボウソナロ大統領(Marcos Corrêa/PR)

 「伯国政界をにぎわす問題」というのは、ここ数カ月というもの、様々な方向で激化の様相を見せているが、こと、「国際的に見ていかがなものか」と思わせる問題が二つ。ひとつは、世界の政界の国際的な流れを完全無視し、顰蹙を買いながら押し進めるアマゾンの森林伐採。そしてもうひとつが、ボウソナロ大統領三男エドゥアルド氏の駐米大使の指名問題だ▼この件で、多くの政治家やマスコミは「大統領は権力を行使して縁故採用を行なおうとしている」と強く反対している。だが、コラム子には、その反対の仕方がまだ「真実をオブラートに隠した言い方」のようにしか聞こえない。この際、ハッキリ言った方が良いと思う。ずばり、エドゥアルド氏の英語力は、外交を行なうにはあまりに不十分なのだ

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