ホーム | 日系社会ニュース | 第一アリアンサ入植95周年=郷友会が慶祝バスで親睦

第一アリアンサ入植95周年=郷友会が慶祝バスで親睦

来社した市川さん

 アリアンサ郷友会(市川利雄代表)は「第54回年次恒例親睦会」を行う。9月6日(金)夜にサンパウロ市を出発して第一アリアンサ移住地(長野村)で住民と旧交を温め、8日夜に帰聖する予定。今年は第一アリアンサ移住地入植95周年にあたる。
 6日は午後10時にサンパウロ市リベルダーデ日本広場のマクドナルド前に集合。バスで移動し、7日朝に弓場農場に到着、夜まで自由行動となる。
 午後7時からは第一アリアンサ文化体育協会主催の盆踊り祭りに参加し、交流を深める。祭りにはノロエステ地方のアラサツーバ、ビリグイ、ペレイラ・バレットなどからも参加者が集まり、同地入植95周年を盛大に祝す。
 8日は朝から同地住民と懇談会を開き、午前10時にはサンパウロ市に向けて出発。午後7時頃サンパウロ市に到着する予定。参加費は1人280レアル。往復のバスにかかる費用と祝儀代が含まれる。7日の宿泊先は自由だが、弓場農場も利用可能。その場合の宿泊費は各自負担。
 バスの予約締め切りは9月3日(火)。予約、問い合わせは栗岡勲さん(電話=11・3242・6092/99242・8276)まで。
 サンパウロ市を拠点とする郷友会は、毎年移住地住民との親睦会を開催。例年は移住地側が来聖して交流を図り、数年に一度、郷友会側が移住地へ出向いている。
 今回は「5年後に入植100周年を迎えて盛大に祝うだろうから、今回は移住地まで行かなくてもよいのでは」という意見もあった。しかし市川代表らは「故郷とのつながりがさめてしまう。移住地へ出向くことは、同郷の仲間と再会する機会にもなる。また故郷への誇りも改めて思い起こしてほしい」と移住地での親睦会を決めたという。

image_print