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出版=『移民の父・平野運平』=浜松在住 松尾良一さんが上梓

ニッケイ新聞 2013年9月5日

 笠戸丸による第1回移民に同行した通訳五人衆の1人で、平野植民地の創始者の人生を追った『読本 ブラジル移民の父・平野運平』(169頁)が、同地の開拓記念日に合わせ今月3日に日本で出版された。
 著者の松尾良一さん(62)=静岡県浜松市在住=は、同市役所の職員として数多くの国際交流事業に携わってきた。同市への領事館設置の要望のため市民の署名を手にブラジリアを訪問するなど、2度の来伯経験を持ち、在日ブラジル人への理解も深い。
 松尾さんは本紙の取材に対し「平野植民地開拓百周年に向けて、浜松ゆかりの偉人の伝記本を出版することは、浜松人として宿命」と執筆のきっかけを語った。
 生い立ちからブラジル渡航までの経緯、当地での苦労、その後の植民地発展の様子などが伝記形式で記される。漢字の多くにはルビが振られ、慣用句や難解語の多くにも解説が加えられるなど、低年齢層や日本語の読みが不得手な日系人に配慮した構成になっている。
 販売は日本国内のみだが、先着20冊を読者プレゼントとして配布する。問い合わせは本紙(11・3340・6060/担当・酒井)まで。

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