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《ブラジル》祖国を愛するなら金をつかえ?=政府が珍経済キャンペーンを発表

 ブラジル政府は3日、7日の独立記念日前後の日々を愛国ウィークとして、企業には割引セールの実施を、国民にはそれらを利用しての消費を喚起するキャンペーンの実施を発表した。
 6日から15日までのキャンペーン期間は「ブラジル週間」と名づけられ、ブラジル全土で4680社以上が商品、サービスの割引を行う。政府としては、国民がこれに呼応して金を使うことで、内需拡大、経済活性化果たす狙いだ。
 このキャンペーンには国営通信会社のEBCも参加。「我々に帰属するもの(商品、サービス、観光資源、経済など)の価値をもっと認めよう」という、「国を愛するなら消費せよ」と言わんばかりの謎のメッセージが拡散される。
 ボウソナロ大統領はこのキャンペーン発表の場で、「今はまさに、我々は国旗の色、黄色と緑、そして、そこに書かれているモットー、『秩序と進歩』が表す国の誇りを取り戻そうとしている時だ。ブラジルは必ず今の不況から脱出する。皆が一つとなって、これまでとは違う、新しいブラジルをつくろう。予算は厳しいが共に前進し、この苦境を脱しようではないか」と語った。政府の狙いは、毎年消費が落ち込みやすい9月の消費を盛り上げることだ。
 大統領府社会通信局長のファビオ・ワインガルテン氏は、「消費を盛り上げるための日は全て、定着させるのに時間がかかる。ブラックフライデーも定着するのに時間がかかったし、今でも小売業界はその周知に努力しているところ」と語った。(3日付アジェンシア・ブラジルより)

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