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リオ病院火災=出火は地下の発電機から=16日から事情聴取始まる

消火にあたる消防隊員(Fernando Frazao/Ag. Brasil)

 【既報関連】12日にリオ市北部のマラカナン競技場に程近い私立バジン病院で火事が発生し、高齢の入院患者計11人が死亡した事故で、警察の鑑識が火事は発電機の置かれていた地下から発生したと結論付けた。14日付現地各紙・サイトが報じた。
 発生翌日から「発電機のショートが原因では」との推測が流れていたが、焼け残った部品を取り出して調べるまでは、正確な原因は不明と警察は発表。部品はリオ市警の施設で調べられる。
 亡くなったのは、マリア・ダ・コスタさん(75)、ルジア・メロさん(88)、ヴィルジリオ・ダ・シウヴァさん(66)、アナ・ド・ナシメントさん(95)、イレーネ・フレイタスさん(83)、ベルタ・ソウザさん(93)、マルレーニ・フラガさん(85)、ダルシー・ジアスさん(88)、アライデ・バルビエリさん(96)、ジョゼ・アンドラーデさん(79)、イボーネ・ナタレッリさん(75)だ。 
 「発電機から発火したことは分かっている。出火原因を突き止めるために、機械の修繕状況などを詳細に調べる」と語ったのは担当警部のロベルト・ラモス氏で、「責任の所在はまだ判明しておらず、証言を集めることが必要」としている。
 同警部は、「捜査開始当初は鑑識をより効果的な方法で行うことに心を砕いた。週明け16日からは、全ての関係者から事情聴取を行う」とも語っている。

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