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任期一年目が終わる前から、もう選挙気分

ボウソナロ大統領とモロ法相(Antonio Cruz/Ag. Brasil)

 まだ大統領就任から1年がたっていない現在、ボウソナロ大統領はもう次回、2022年の選挙に向けて動いている。
 その動きの一つが新党「ブラジル同盟(APB)」の結党だ。自分自身がコントロールしやすい党で2期目を狙いたい。そんなところだろう。もともと、政党に腰が座らず、28年に及んだ下院議員人生でも8つの政党に所属した人物。大統領選の出馬を願うも、所属の党が公認してくれずに飛び出したことが2回。そして、自身を大統領選の候補として公認してくれたはずの社会民主党(PSL)でも、党をコントロールできずに党首ともめ、大統領就任1年と持たず離党。ようやく「自分の家」を持つことになる

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