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《ブラジル》ジャーナリズムはグローボ経営危機を救えるか

リオ市のグローボTV局(Doll91939)

既存大手メディアと対立を深めるボウソナロ

 「もしお前たちの放送権の承認更新に少しでも問題点があれば、絶対に更新はありえない。お前達はいつも俺の人生をいらだたせる。この役立たず!!!」(Se o processo da renovacao da concessao de voces nao estiver limpo, nao tera concessao nenhuma. Voces o tempo todo infernizam a minha vida, porra!!!)――リオ市のコンドミニオの門番が、マリエリ市議殺害事件の実行犯が「ボウソナロ大統領に連絡をとっていた」と関係があるかのような証言をしたとグローボ局のジョルナル・ナショナル(以下JN)が報道した後、同大統領は10月29日にそう示唆した。
 言い方を変えれば、「グローボ放送局は2022年の放映権更新に難儀することになることもありえる」と脅したわけだ。普通の放送局なら肝を冷やすだろう。

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