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サッカー=サンパウロ杯で敗退決定=三浦泰年監督のソコロチーム

第15グループの成績表

 若手サッカー選手の登竜門と呼ばれる「コッパ・サンパウロ」(Copa Sao Paulo de Futebol Junior de 2020)で、三浦泰年氏がブラジルで初めて日本人として監督に就任したクラブチーム「ソコロ(Socorro SC)」は、残念ながら一次リーグで敗退した。
 この大会は、サンパウロ州やリオデジャネイロ州を中心に、ブラジル中から20歳以下の育成チームが集まり、サンパウロ州を舞台に戦うもの。今年は127チームが4つずつ32グループに分かれて参加し、2日から開始していた。
 ソコロSCは第15グループに組み入れられ、主にイトゥー市を会場に戦った。ブラジル北東部セルジッペ州都アラカジュ市近郊にあるノッサ・セニョーラ・ド・ソコロ市にあるチームだ。
 第1戦は2日に、リオを代表する強豪チームの一つ、フルミネンセと対戦し、0対5で負けた。
 第2戦は5日に、地元イトゥアーノと対戦して、0対2で敗戦。
 第3戦は8日に、ヴィリェネンセと1対1で引き分けて、勝ち点1を獲得した。4チーム中、4位で終わった。
 昨年11月1日から今大会期間限定で監督に就任していた三浦氏は、本紙の取材に対し、「大会を終えた時に、選手が日本人監督の指導を受け入れ、以前より団結したチームになっていれば良いと、大会前に思っていた。大会を終えた時、それが実感でき、ブラジルクラブの監督に挑戦して良かった」との成果を語った。
 一方で「一昨年末にプロ化したばかりのチームで、クラブの力として大会を勝ち抜くのは難しいと感じていたが、試合で勝利できなかったことは監督として悔しい」とも述べた。
 今大会は、サンパウロ市創立記念日の25日に決勝戦が行われる。


□関連コラム□大耳小耳

 ブラジルサッカークラブチームの監督に挑戦した三浦泰年氏は「サッカーに関わらず、日本から様々な文化を持ち込み、日伯の懸け橋になれれば」と話しており、コッパ・サンパウロを通して「サッカーには人をつなげる力があると感じた」と力強く語った。昨年11月には日本の芸能事務所の代表をブラジルに招き、現在同事務所は日系アーティストの選考応募を受け付けている。今後も日伯をつなげる同氏の活躍から目が離せなさそうだ。

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