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《ブラジル》ミリシア殺害 謎残すアドリアーノの死 誰かが警察に密告した?

 【既報関連】10日にバイア州エスプラナーダの農園で警察によって射殺された、リオ市のミリシア(犯罪者の民兵組織)の首領、アドリアーノ・ダ・ノブレガ容疑者の死に関し、疑惑が浮上していると、11日付現地紙が報じている。

 アドリアーノ容疑者には19年1月に逮捕令状が出ており、昨年末からエスパラナーダの大農場に隠れていたという。この農場は数10頭の牛を飼う広大な農場だ。

 この農場を所有する牧畜農業家は、19年12月にアドリアーノ氏に初めて会い、場所を使わせていたことを認めているが、「牧場購入に興味がある人物」と紹介され、逃走中の身だとは知らなかったという。この牧畜農業家も今回、武器の不法所持で逮捕されている。

 さらに、アドリアーノ氏が隠れていた農場と殺害された農園は約8キロ離れている。殺害された農園は同市市議のジウソン・バチスタ・リマ・ネット氏(通称ジウシーニョ・ダ・デデ)の所有で、デデ氏はアドリアーノ容疑者とは面識がなかったと発言しているが、デデ氏は、アドリアーノ容疑者とつながりが深かったフラヴィオ・ボウソナロ氏が昨年11月まで所属していた、社会自由党(PSL)党員だ。

 アドリアーノ容疑者は1月31日に州内のリゾート地ポルト・デ・サウイペで逮捕されかけたが、警察が踏み込む前に逃れ、大農場に逃げこんだ。だが、同容疑者が脅迫されているというのを聞いた牧畜農業家が9日夜、デデ氏の農園まで連れて行った翌日、リオ州市警とバイア州軍警の合同作戦が行われた。両州警官は銃撃戦があったと言うが、近隣住民によると、警察が現場についた直後に銃声が響き、作戦は終わったという。

 

 

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