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《ブラジル》セアラー州=軍警スト収束は誰のおかげ?=連邦と州が手柄の取り合い=殺人激増の責任はどこに

モロ法相(Lula Marques)

 【既報関連】1日に収束したセアラー州の軍警ストに関し、セルジオ・モロ法相が、スト中に241人が殺人事件の犠牲になったにも関わらず、「連邦政府は良心をもって対処した」「連邦政府が介入することによってはじめて解決できた」と発言し、波紋を広げている。3日付現地紙が報じている。
 1日夜、モロ法相はツイッター上で、「連邦政府はセアラー州の軍警スト開始直後から、州政府の立場を重んじ、かつ、法の許す範囲内で極端なことをせず、良心をもって臨んだ」と発言。さらに、2月19日にストをやめさせようと強行にバリケード突破を試み、銃弾を浴びて負傷した元同州知事のシジ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)を皮肉り、「警官を攻撃したりすれば混乱を大きくするだけだが、問題は解決した」と発言した。

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