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《ブラジル》インフル予防接種の第3弾開始=小児、妊婦、出産直後の母親ら

 【既報関連】全国インフルエンザ予防接種キャンペーン第3弾が11日に始まった。保健省によると、第3弾は二つの段階に分かれる。最初は5月11~17日で障害を持つ人々、生後6カ月から6歳未満の子供、妊娠中の女性、そして産後45日未満の母親が対象だ。18日~6月5日の第2段階では公立および私立の学校の教師と、55〜59歳の大人が対象となる。
 これまで行ってきた第1弾、第2弾と同様、政府目標は、対象の90%以上にワクチンを接種することだ。
 4月16日~5月8日の第2弾では、ワクチン接種を受けたのは対象者の36%、560万人だけだった。
 接種率が芳しくない第2弾の対象者は、先住民、トラック運転手、公共交通機関の運転手と料金徴収係、港湾労働者、治安業務従事者と救急隊メンバー、慢性疾患およびその他の特別な病状を持つ人々、(少年院入所などの)社会教育的措置を受けている12~21歳の青少年、および若者、刑務所の収監者と刑務所職員などだ。
 3月23日から始まった第1弾は、60歳以上の高齢者と医療従事者が対象だった。高齢者は90%以上が接種を受けたが、医療従事者は75・5%しか接種を済ませていない。


 「慢性の非伝染性疾患やその他の特別な病状を持つ人々は、ワクチン接種時に処方箋を提示しなければならない。SUSの慢性疾患管理プログラムに登録されている患者は、処方箋を提示しなくてもワクチン接種を受けられるが、その場合は、自分が登録されている公共医療機関に行く必要がある」と保健省は書面で発表している。
 今年に入ってから4月18日までに、インフルエンザが原因で重症急性呼吸器症候群を起こして入院した患者は全国で1696人いた。その内163人が死亡している。

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