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正しい情報を母語で届ける=在日外国人向け多言語ch

日本のクラスター対策について解説するポルトガル語動画

 日本に住んでいる外国人に、母国語で日本の出来事を動画で伝えるチャンネル「Living in japan TV」が、4月からチームDI(Team D.I.)の運営でユーチューブやポッドキャスト上で公開されている。
 動画では日本で生活する上で必要な情報を、ポルトガル語、中国語、英語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ミャンマー語、ネパール語、インドネシア語、ベトナム語、シンハラ語(スリランカ)など多岐にわたる言語で在日外国人自らが読み上げる。
 10万円給付金の申請方法をはじめ、母国語で情報が入りづらい日本のクラスター対策、コロナ禍での熱中症対策など役に立つ情報を3分前後で解説している。なるべく公式な情報を選択して正しい情報を発信する方針で、情報出典も明記されており「正確性」や「信頼性」を重視しているという。
 日本に住む外国人に日本社会で起きている事が分りやすく身近に感じられるものになるよう目指している。今後は「知識や意見など紹介できるものにしていきたい」と考えているそう。
 チームDIは同じ都市や地域に住む日本人、外国人問わず自由に意見やアイデアを交換し「ゆるやかに協力できる社会」を目指す組織。発起人である森田瑞穂(もりた・みずほ)さんは普段はコンサルティング事務所に勤めており、メンバーもダンス研究家や機械工学研究者、フリージャナリストなど経歴も様々な人達が集う。
★ユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/c/LivinginJapanTV/videos)
★ポッドキャスト(https://anchor.fm/auditip-nippon)
★ホームページ(https://peraichi.com/landing_pages/view/livinginjapan)

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