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《エクアドル》大統領選 アラウス氏有利で決選投票へ=大規模デモの後、左派に流れ

 7日、エクアドルで大統領選の一次投票が行われ、ラファエル・コレア元大統領推薦の左派候補、アンドレス・アラウス氏(36)がリードしたまま、4月11日の決選投票に進むことになった。8日付現地紙、サイトが報じている。
 トップのアラウス氏は、ブラジリア時間の8日午前5時50分、開票率97・38%の時点で32・21%を獲得している。同国の法律では、40%以上の得票率で2位以下に10%以上の差をつけていれば一次投票での当選となるが、そこには至らなかった。
 アラウス氏はコレア氏が2018年に結党した政党「市民革命運動(CRM)」の候補だ。エクアドルは2007年以降、左派政党の「PAISアリアンス」が政権を握っていたが、2017年に大統領に就任したレーニン・モレノ氏が新自由主義経済に舵を取り、保守化。2019年には燃料価格高騰に抗議するデモが暴徒化するなど、成果を出せていない。

 現政権で国内が混乱するのを見て、コレア氏は離党し、CRMを結党したが、コレア氏自身はエクアドル版のラヴァ・ジャット作戦で収賄容疑に問われ、2018年からベルギーに亡命中だ。同氏は2007年から17年まで同国の大統領をつとめていた。
 2位はパチャクティク(先住民統合運動)から出馬のジャク・ペレス氏(51)と中道右派政党・クレオ21から出馬のギジェルモ・ラソ氏(65)が共に19%後半台の熾烈な争いを展開している。

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