聖市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)は8日午前9時半に、ウェビナー「金融の変革―Pixの次に来るものは何か」をNECと共に開催する。銀行業界の専門家や経営者を招き、テクノロジーの進歩がもたらす影響について語られる。
ブラジル中央銀行が主導開発し、昨年11月より稼動開始している即時決済システムPix(ピックス)。最新テクノロジーによってもたらされた世界最先端とも言える金融変革に、銀行業界はどう臨むのか。新たなサービスやビジネスモデルなどを紹介する。
また、ウェビナーでは中銀が実施する「オープンバンキング」への取り組みについても触れる。「オープンバンキング」とは、銀行が保有する顧客データを顧客から事前に承認を得た上で金融機関以外の企業とデータを共有・連携する仕組み。
消費者や銀行口座を持たない人へのメリットや、新たなビジネス育成といった経済回復への貢献にも期待が持てるとの見解が説明される。
ジャーナリストのダニエル・ゴンザレス氏が司会を務め、アンジェロ・ゲラNECブラジルCEO、ブラデスコのアンドレ・カノ副社長ら他多数の有識者が出演。デジタルテクノロジーによって業界内のビジネス形態がどのように変革していくかを考察し、意見を交えていく。
同ウェビナーには日本語同時通訳がつく。聴講には事前登録が必要。JHが設けた登録フォーム(bit.ly/InscricaoConexoesbit.ly/InscricaoConexoes)に必要事項を記入のうえ、登録すること。
参加費無料。
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