東西南北

　ボルソナロ大統領は２１日に国連総会でのスピーチを行ったが、大統領のニューヨーク滞在はそれ以前からすでに話題だった。中でも注目されたのは食事時。１９日夜はワクチンを接種していないのでどこのレストランにも入れず、他の大臣や側近たちと通りでピザを立ち食いしている姿が目撃された。２０日はブラジル料理の有名チェーン「フォゴ・デ・ション」での昼食。店内には入れないため、店が気を使って用意してくれた、黒い板で囲んだ店外のテーブルで、人目を避けながら食べたとか。ビル・デ・ブラージオ・ニューヨーク市長やボリス・ジョンソン英国首相からもワクチン接種を勧められていたボルソナロ氏だが、国連出席者とは思えないマナーを晒すくらいなら接種すべきだったかも。
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　２０日のサンパウロ市は非常に暑く、市内の平均最高気温は今年最高の３５・７度となった。この数字は、２０１９年９月１２日にも記録しているので、サンパウロ市での暑い冬現象は定着化しつつあるかもしれない。この暑さは長くは続かず、２２日には次の寒冷前線が到来し、最高気温が２０度を下回るとか。そろそろ、この暑さがおさまり、１０月からの雨季に向けてまとまった雨が降ることを期待したいところ。暑さだけでなく水不足にもご注意を。
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　今週のサッカーはリベルタドーレス杯準決勝。４強のうち三つがブラジル勢なので楽しみが多く、今日はパルメイラスが敵地ベロオリゾンテでアトレチコ・ミネイロと第１試合を行う。全国選手権では首位ガロ（ミネイロ）に差をつけられ、２位に甘んじているパルメイラス。リ杯でガロに勝つことで全国選手権での巻き返しにもつなげたいところだ。