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「ザ・コーヒー」東洋街に開店=アイスコーヒーやカフェラテ販売

「ザ・コーヒー」リベルダーデ店

「ザ・コーヒー」リベルダーデ店

 パラナ州クリチバ発の珈琲専門店「ザ・コーヒー」の新店舗(フランチャイズ店舗)が4日にサンパウロ市東洋街のリベルダーデ日本広場近くに開店した。リベルダーデ大通りをはさんでダイソーの反対側に位置する。
 「ザ・コーヒー」は、2018年にアレシャンドレ・フォルトナーニ氏とその兄弟カルロス氏、ルイス氏が、クリチバで持ち帰りや立ち飲み主体のコーヒースタンドとして創業した。
 創業年からパンデミック前の2020年3月までで24店舗を展開。その後、コロナ禍でもドイツやスペイン、フランスでも展開し、フランチャイズの同リベルダーデ店を含めて、世界で109店舗を展開するなど急成長中の会社だ。
 創業者のアレシャンドレさんは2017年に訪日して感動した経験から、その小規模な店舗設計や、白黒を基調とする洗練された外観、店内に流れる東京の映像、店舗名やロゴをカタカナでも表記するなど、日本的なデザインを意識している。

シンプルで洗練された店内

シンプルで洗練された店内

 日本のコーヒー店なら普通に販売されているようなアイスコーヒーやバニララテ、カフェラテなど、ブラジルでは変わり種になる珈琲を販売している。その他、コーヒー以外にもアイスバニラや塩キャラメルラテ、軽食には一口サイズのクッキーやチョコケーキを販売している。
 リベルダーデ店FCオーナーのアークレー・スピンドーラ・フィリョ氏(Alcyr Spindola Filho)は、「日系人が多いこのリベルダーデで、日本で人気のコーヒーの飲み方をぜひ皆さんに味わっていただきたい」と呼びかけた。
 「ザ・コーヒー」リベルダーデ店は年末年始(12月31日、1月1日)以外は毎日営業予定。営業時間は月曜~金曜は8時から19時まで。土日祝は9時から16時まで。現金支払いは不可、クレジットカードもしくはデビッドカードのみ。住所(Av. da Liberdade, 104 – Liberdade, São Paulo )。

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