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《サンパウロ市》アストラゼネカまた品切れ=新たに18万回分を配布へ

 サンパウロ市で4日、9割方の接種会場でアストラゼネカ社製のコロナワクチンがなくなる事態が再び起きた。同市役所によると、5日には18万回分の同ワクチンが届き、6日中に各接種会場に配布される予定だ。5日付現地紙、サイトが報じている。
 サンパウロ市では4日午後2時現在、市内543カ所の接種会場のうち497カ所で、アストラゼネカ・ワクチンが品切れになる事態が起きた。同市保健局は同日中に、5日朝9時までに同社製ワクチン18万回分とファイザー社製ワクチン22万回分を受け取り、6日のうちに全接種会場に配布すると発表。各会場へのワクチンの配布が終わるまでは、アストラゼネカ・ワクチンでの2回目の接種を受けに来た人にはファイザー・ワクチンを使用するよう指導した。
 サンパウロ市保健局は5日、アストラゼネカ・ワクチン18万135回分と、ファイザー・ワクチン22万662回分を受け取ったと報告した。

 サンパウロ市では9月上旬にもアストラゼネカ・ワクチンが底を着く事態が起こり、1回目の接種をアストラゼネカで行った人たちが2回目をファイザー・ワクチンで代用することを余儀なくされる事例が発生した。9月の品不足は、有効成分(IFA)の輸入が滞り、オズワルド・クルス財団(Fiocruz)からの納品が8月下旬から途絶えていたためで、9月13~17日に正常化した。
 1回目と2回目を異なったワクチンで受ける交差接種はサンパウロ市以外にも複数の地域で発生したが、アストラゼネカ・ワクチンの品不足問題発生直後にケイロガ保健相が「交差接種は認めない」と発言していたこともあってか、接種証明(ワクチンパスポート)がとれず、問題となっている。だが、保健省は4日に態度をやや軟化させ、「解決策を模索中」と語った。

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