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東西南北

 サンパウロ州地裁は22日、2010年にサンパウロ市北部カーザ・ヴェルデで配達員(モトボーイ)のエドゥアルド・ルイス・ピニェイロ・ドス・サントス氏(当時30)を拷問死させたとして、軍警9人に実刑判決を下した。これは2010年4月9日に同地区で起きた事件の容疑者として逮捕したエドゥアルド氏が容疑を否認するのに怒った軍警が、殴る、蹴る、笞打ちを加えるなどして殺害したとされる事件だ。死亡したのは4月10日未明で、軍警たちは暴行後、死体を警察車両で持ち出し、路上に放置した上、路上で負傷者発見として病院に運び、事実隠蔽も図った。この事件は、同氏が黒人だったため、人種差別問題としても扱われ、テレビニュースでも報じられた。拷問を率いた軍曹と伍長には14年5カ月、その他の暴行などに加わった軍警3人には12年、証拠隠滅などに加わった4人には2年2カ月~2年4カ月の判決が下った。控訴は可能。こうした警察の暴力が減ることを願いたいところだ。
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 26日午前5時から9時にかけて、サンパウロ市地下鉄3号戦で問題が発生。当初、原因はブレッセル・モオカ駅付近で発生した故障とされ、CPTMへの乗り換えが行われたが、ラッシュアワーの最中に電車が線路上で長時間止まる、あるいは極度の減速運転となり、連結する1号線や4号線にも影響が及んだ。同線は24日夕方もパルメイラス/バラ・フンダ駅付近のトンネルで煙が発生するトラブルが起こり、同駅とマレシャル・デオドーロ駅が閉鎖されるトラブルが起きたばかりだ。地下鉄公社はその後、電線泥棒が原因と釈明したため、盗難防止のための警備強化が叫ばれている。
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 今日27日は、サッカーのブラジル杯準決勝第2戦が行われる。セアラー州ではフォルタレーザ対アトレチコ・ミネイロ。第1戦は敵地で0―4の惨敗を喫したフォルタレーザだが、強敵ガロ(ミネイロ)に一矢報いたいところ。もう1試合はフラメンゴ対アトレチコ・パラナエンセ。前戦は2―2で引き分けたが、本拠地マラカナンならフラメンゴが有利か。

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