ホーム | 日系社会ニュース | 人マチ点描=憩の園に眠る〝お宝〟1万冊

人マチ点描=憩の園に眠る〝お宝〟1万冊

保管された大量の本

保管された大量の本

 サンパウロ州グアルーリョス市の憩の園(Rua Jardim de Repouso São Francisco,881,Parque Maria Helena)には、1万冊以上の中古本とその他DVDやCDなどが大量に保管されている。
 これらの保管品は入居者の家族や関係者から寄付されたもの。本は9割以上が日本のもので、小説や児童書、図鑑、歴史書など多種多様。現在はパンデミックの為、大々的な販売は行っていないが、コロナ禍が収束した際に同園恒例のバザーなどで販売する予定だ。
 担当の関秀貴さん(70歳・北海道)は、「現在はコロナ禍ということもあり、販売に向けて整理中です。来年コロナが収束したら、盛大に販売できることを願っています。開催の目処が整った際は、ぜひ皆さんお越しください! 思わぬ掘り出し物があるかもしれませんよ!?」と笑顔で呼びかけた。
 尚、販売した際の金額は1冊最低3レアルからを検討しており、売上は全て同園に寄付される。ぜひ〝宝探し〟に行ってみては?(淀)

image_print