ホーム | 日系社会ニュース | 宮城埼玉東京の屋台祭り=400食超え「次は対面かも」

宮城埼玉東京の屋台祭り=400食超え「次は対面かも」

忙しそうに調理する様子2

忙しそうに調理する様子2

 宮城県人会(上利エジガー会長)、埼玉県人会(吉田章則会長)、東京都友会(鈴木ワグネル会長)の3県人会が協力して、10月17日に「ドライブスルー屋台祭り」を宮城県人会館で開催した。
 埼玉県人会でおなじみのカレーパンや、東京都友会がスーパーヒロタ主催の「県人会母県料理コンテスト」で披露した豚角煮丼、宮城県人会は青葉祭りの名物料理・宮城牛タン定食などを販売し、デザートなどをあわせると合計428食を販売した。
 同祭の会場を貸し出した宮城の上利エジガー会長は、「昨年は本当にコロナの影響で大変だった。最近になってやっと良くなる兆しが見えてきました。現在は卓球の練習で会館を定期的に借りる人がいるなど、コロナ禍前の生活が徐々に戻りつつあることを実感しています」と語る。
 埼玉の吉田会長は、「おかげで無事開催することができた。自粛緩和や他の団体のイベントが増えた影響で、以前より販売が難しくなっていることも肌で感じます。そろそろ次は対面で屋内飲食を再開かな? 皆で感染対策も練りながら話し合って検討したい」と次回は対面販売の可能性をほのめかした。
 東京都友会の鈴木ワグネル会長の代理として参加し調理したオオハシ・フジタ・プリシラ・アヤさんは「まだ油断できませんが、購入者の嬉しそうな顔が見れてよかった! これからもみんなで団結してイベントを盛り上げたい」とハツラツと語った。

image_print