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JHSP=『吹く-日本の硝子デザイン』展=伝統と現代が共存する職人技

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 サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)は、『吹く-日本の硝子デザイン』展を15日から3月6日までブラジル式地上階と1階で開催する。入場無料。
 江戸時代に誕生し、現在も東京の硝子職人に継承される「江戸硝子」。伝統の技法で1点1点制作された作品を約300点展示する。伝統の技により制作された革新的な作品群だ。
 地上階には菅原工芸硝子の現代的な硝子作品、1階では岩澤硝子・田島硝子・東洋佐々木ガラス・中金硝子総合による「現代に息づく伝統」を感じさせる作品が展示される。同展は一般社団法人東部硝子工業会監修のもと、様々な視点から紹介していく。
 同展キュレーターを務めるナターシャ・バルザギ・ジーネン企画担当局長は「装飾や機能的な要素だけでなく、作品からライフスタイルが垣間見えることが特徴的です」と日本の硝子製品の技術について解説。「本展では作品を通して伝統が受け継がれる様や、数多くの職人が伝統的な技法で表現した現在形の美学を体感いただけます」と述べた。
 クルッグ館長は「JHの使命の一つは『現代の日本を伝える』事です。江戸硝子を通して『伝統が現代まで継承されている日本の姿』を紹介する事の重要性を感じております」と語った。「もう一つ重要な点は『伝統工芸』の魅力です。大量生産が容易な時代だからこそ、手作りの硝子作品には特別な意味があります。見るだけで美しさが伝わる作品で、普段の慌ただしさを一瞬でも忘れ、心静かに過ごしてほしい」と来場を呼びかけた。
 開館時間は火曜日~金曜日が10時~18時。土曜日が9時~19時。日曜日と祝日が9時~18時。オンラインからの入場予約(https://agendamento.japanhousesp.com.br/)が可能。詳細はサイト(日本語ページ=https://www.japanhousesp.com.br/ja/)からも確認できる。

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