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援協役員らも現地入りへ=リオ大水害に物資届ける

ニッケイ新聞 2011年1月22日付け

 援協、県連、文協の御三家が呼びかけているリオ大水害への救援物資が集まっており、21日晩には日伯友好病院に搬入して、22日早朝に大型トレーラー(12トン)でリオ州山間部の被災地に向けて出発する。
 沖縄県人会から飲料水約200本(1・5リットル)を始め、県連から2千レアル分の物資など、あちこちの団体や個人から服や靴、タオルなど約15箱、米やフェイジョン、ビスケットなどの食料品が集まった。日伯友好病院からも衛生用品などを供出する。
 22日には援協の菊地義治副会長、八巻和恵福祉部長、野々村晃広報室長らがトレーラーに同乗して被災地のノヴァ・フリブルゴまで届ける予定。途中、総会を予定するリオ州日伯文化体育連盟(鹿田明義理事長)の会場を通り、被災地の日系団体会長らに案内されながら現地入りすることになっている。
 具志堅茂信事務局長は「公益団体として困っている人を放っておく訳にはいかない」とし、菊地副会長も「今回現地の様子を聞き、必要があれば第二弾も実施するかもれない」と語った。
 なおブラジル日本商工会議所(中山立夫会頭)も会員企業向けに以下の特別口座を開設し、寄付金を呼びかけている。
 【ブラジル赤十字(Cruz Vermelha Brasileira)ブラジル日本商工会議所会員用特別口座】▽Banco do Brasil▽Agencia 1611-X▽CC 40140-4▽CNPJ 08.921.311/0001-03▽Favorecido: Cruz Vermelha Brasileira(寄付金控除が認められている)。

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