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カラオケ=キャラバン=歌を使った日本語授業=基金センター新企画=来年、全国8都市巡回へ

2005年12月10日(土)

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは〇六年、中・高・大学生に対して日本の若者の歌を通じて日本語を学ぶ楽しさを伝えようと、「ブラジル カラオケ日本語学習キャラバン」を結成する。サンパウロを皮切りに同年二月から三月まで、国内八カ所を原則自動車で移動。J―POPのDVDコンサート、「歌を使った日本語授業」のデモンストレーション、「日本語カラオケコンテスト」を行う。八カ所回った後には、サンパウロでカラオケコンテストの全国大会も企画されている。
 基金は「先駆的・創造的事業」を実施。内部で日本文化・芸術から経費削減に関わる、様々なアイデアを募集している。三浦多佳史基金派遣客員講師が「ブラジル カラオケ日本語学習キャラバン」を考案。応募があった二十七件のうち、採用された七つの事業の一つに選ばれた。
 三浦客員講師は「ブラジルでは、多様化する学習者への対応が一番の問題だと思う。中・高・大学生は、アニメ・マンガの主題歌やJ―POPから日本語の世界に入ってくることが多い」と狙いを語る。
 キャラバン隊は同講師のほか、遠藤麻紀さん(専任講師)とアレシャンドレ・モラエスさん(非常勤講師)で結成。
 サンパウロを〇六年一月に出発し、リオ(三日)、ブラジリア(五日)、ロンドリーナ(九日)、ポルト・アレグレ(十二日)、ベレーン(十五日)、マナウス(十八日)、サルバドール(二十一日)と回る。三月二十六日に、サンパウロでカラオケ・コンテストの全国大会を開く。
 ポルト・アレグレまでは、機材をマイクロ・バスに詰め込んで移動。アマゾン方面は飛行機を利用する。
 会場では、オレンジレンジ、ケツメイシ、浜崎あゆみなど日本で人気の高いアーチストをDVDで紹介。会場で人気投票も行う見込み。その後、遠藤さんが「歌を使った日本語授業のデモンストレーション」を行う。
 カラオケコンテストは、キャラバン事業を盛り上げるための企画。予め募集していた十五人と飛び入りの希望者五人(いずれも若者)が日本の歌を日本語で歌う。全国大会には、各地から二人ずつが出場。基金がサンパウロに招待する。
 三浦客員講師は「キャランバンによって、若者の心をつかみ、学習者の裾野を広げることができれば」と話している。詳細は11・3288・4971(基金まで)。

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