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アラサツーバ=一世ヒサツグさんが死亡=大量のロウソクが原因か

ニッケイ新聞 2010年1月22日付け

 20日0時頃、アラサツーバ市ジャルジン・ブラジリア地区で発生した火事で、アラサツーバ市在住の日本人、ヒサツグ・キヨタロウさん(90)が亡くなった。フォーリャ・ダ・レジョン紙が20日報じた。
 ヒサツグさんはアラサツーバ日伯文化協会(白石一資会長)の会員。
 同紙によれば、消防部隊は「煙が立ち籠めている」との隣人からの通報により、午前0時48分に出動した。ヒサツグさんは煙を大量に吸い込んだことによる一酸化炭素中毒で亡くなったと見られる。
 同居人のジェルシーナ・デ・ソウザ・ロッシャ夫人(96)よると、ヒサツグさんは火が発生した時には部屋の窓を開けようとしていたという。
 アラサツーバの消防隊によれば、考えられる原因は、部屋にあった大量のロウソク。さらに、同氏宅のロウソクによる火災は今回2回目。いずれも1週間のうちに起こっている。

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