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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2008年11月20日付け

 南米最大規模の環境関連見本市「第十回ブラジル国際環境産業見本市」が、十二日から十四日までサンパウロ市内で行われた。今年は十二カ国約四百社が出展。昨年よりも参加企業が増えていて、環境への興味が高まってきているようだ。
 同見本市にはJETROが主催した日本パビリオン(十三企業・一機関)が出展され、日本企業が省エネ技術を紹介、実機展示を行っていた。物珍しい実機展示の前では、多くの人が足を止め珍しそうに見入っている姿が目立った。
 伯ではエネルギーが十分あり、環境に関する意識はまだまだ薄い。だが、今後はブラジルでも環境問題や技術的に関心が高まっていくことが予想されている。
 同見本市を通して省エネ先進国である日本の技術を参考にして、ブラジル人の中に改革意識が浸透していくことを期待したいものだ。  (貴)

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