連邦検察庁特捜局(PGR)と、J&Fホールディングス(巨大な汚職計画や食肉偽造への関与が疑われているJBS社を保有する持ち株会社。以下J&F)は、課徴金減免制度(leniência、企業版の司法取引)交渉の末、今後25年間で103億レアルの罰金を支払うことで合意したと5月31日付現地紙・サイトが報じた。
これは、課徴金減免制度の罰金額として世界最大だ。インフレ調整などの補正がかかると、J&Fが25年間で払う罰金は200億レアル近くに達する。また、社主であるジョエズレイとウェスレイのバチスタ兄弟が行った報奨付供述とは関係ない。