昨年10月の総選挙時に、社会自由党(PSL)ミナス・ジェライス州支部が幽霊候補者(ラランジャ)を立てて、政党支援金を不正に受給したとされる問題で、それらの金がカイシャ・ドイス(裏帳簿)の形で、マルセロ・アウヴァロ・アントニオ現観光相(休職下議)とボルソナロ大統領の選挙キャンペーンに回されていたとの疑惑が浮上している。6、7日付現地紙が報じている。
この疑惑は今年2月から報じられている。当時は、ラランジャを介した不正受給金は、PSLミナス州支部長をつとめていたアントニオ氏の側近の企業などに回されていた、と報じられていた。