ビジネスニュース
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穀物生産で新記録更新=今年も昨年比0・5%増か
ブラジル地理統計院(IBGE)が12日、2015年の穀物生産量は2014年を7・7%上回る2億950万トンだったと発表した。IBGEでは、今年の生産量も昨年比0・5%増の2億1070万トンと予想して
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15年インフレは10%超=電気代、燃料代が牽引=Selicの上昇有力か=今年も目標上限達成厳しく
15年のインフレ率は政府目標上限の6・5%を大きく上回る10・67%を記録し、12・53%を記録した02年以来13年ぶりの高水準だった事が判明したと9日付伯字各紙が報じた。 8日にブラジル地理統計
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日本語可、安価なプランも=保険会社JAPOLが創業
「万一に備えたいが、保険には高くて入れない」―。そんな悩み解決する企業が誕生した。昨年5月、日系実業家の松原ゆかさん、ポーランド系のブラジル人弁護士ロドリゴ・バルボーザさんらが立ち上げた、保険取扱企
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中国不振でブラジル経済に影=主要輸出国の購買力に翳り=「どん底はまだ先」の声も
【既報関連】今年最初の証券取引開始日だった4日、工業生産の低下が発表された事に伴う中国株式市場の大幅下落は、ブラジルを含む世界中の証券市場に大きく影響を及ぼした。世界同時株安は米国、日本、欧州にも波
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インフレは低所得層を直撃=全世帯平均より1%大きく
ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が6日に発表した調査によると、昨年のインフレの影響は、所得が低い層ほど大きいと6日付R7サイトが報じた。 世帯収入が1~2・5最低賃金の世帯を対象とする消費者
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日産がブラジルで新車種生産=7億5千万レの大型投資
日産自動車が4日、リオ州レゼンデ工場で新型スポーツ用多目的車(SUV)「キックス」の生産を開始すると発表したと5日付エスタード紙などが報じた。 街乗りとオフロード走行が可能な「クロスオーバー」の一種
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輸入減で貿易黒字が拡大=マイナス4%成長の痛手=レアル安でも輸出は伸びず
商工開発省が4日に発表したデータによると、景気後退に苦しむブラジルでは、15年の総輸入額が13年に記録した2397億ドルより682億ドル減少し、貿易収支の黒字額が197億ドルに拡大したと5日付伯字各
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今年の最賃は880レに=予算より29億レの負担増
1日から最低賃金(最賃)が880レアルに改定されたが、高インフレで実質ゼロ調整となる一方、国庫負担は予算案計上された額より29億レ増えると12月30日付伯字紙が報じた。 昨年の最賃は788レだから労
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クリスマス商戦元気なく=過去10年でワースト記録
景気後退や高インフレなどで、ショッピングセンターのクリスマス商戦の売上げは過去10年で最悪だったと27日付フォーリャ紙が報じた。 ブラジル・ショッピング協会(Alshop)によると、インフレ調整後の
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不況回復は来年も期待薄=GDP4%ダウンの見方も
今年のブラジルでは景気後退(リセッション)に突入したことなどにより、2014年比で失われた国内総生産(GDP)が2400億レアルに上ると23日付フォーリャ紙(F紙)が報じた。 これは昨年比で生産が減