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コラム

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コラム オーリャ!

 サンパウロ在住の音楽評論家、坂尾英矩さんの著作「ボサ・ノーヴァ詩大全」が日本図書館選定図書に選ばれた。  年間に発行される六万冊のうち、約十六%が選定図書となるというから、約一万冊が毎年選ばれていることになる。  ブラジルに関する本でどのようなものが選ばれているのか、とインターネット検索。すると「アルベルトと僕の畑」といいう絵 ...

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コラム 樹海

 いずれも八十路過ぎの高齢ながらその感受性の新鮮さと深さに驚かされる――このほど出版された『エスペランサ短歌教室生徒作品集』に寄せた水本すみ子さんの序文の一部である▼〇五年同教室に在籍した十七人の歌二十一首ずつが収録されている。長い間、教室を指導した清谷益次講師に「ご覧いただく」、さらに生徒各自の記念のためにまとめられたという。 ...

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東西南北

2006年3月10日(金)  ブラジル社会民主党(PSDB)は、セーラサンパウロ市長がサンパウロ州知事選に立候補した場合を調査したところ、得票率がセーラ七二%に対しマルタ一七%という結果が出た。市長は立候補が知事選か大統領選かは、適切な時期に表明すると思案中である。大統領選に向けた党内情勢はセーラ擁立で結束しているが、カルドーゾ ...

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大耳小耳

2006年3月10日(金)  ENEM試験のサンパウロ市一位となったヴェルティセ校(七八・六点)は創立が一九八八年と新しい。フォーリャ紙二月九日付けによれば、昨年の同校生徒の七〇%がUSPを受験し、その半分が合格したというからすごい。気になる月謝は一千七百レアル。ちなみに赤間学院は一千五十二レアルと実に抑え目。費用の点から言えば ...

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コラム オーリャ!

 一九三八年、東京。「ガゼッタ・デ・ノティシア」の特派員が喫茶店で、一枚のレコードを目にした。アンドレー・フィーリョの「アロー・アロー」。声の主は、カルメン・ミランダとマリオ・ヘイスだった。  ラベルには漢字で、「日本ヴィクター」。間違いなく、日本製だろう。この記者の驚きは、想像を絶したにちがいにない。日中戦争が勃発しており、国 ...

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コラム 樹海

 パレスチナ人の若者が自爆テロを決行するまでの四十八時間をリアルに描いた問題作、映画『パラダイス・ナウ』(アブ・アサド監督)をみた。第二次大戦中の有名な「神風特攻隊」の青年パイロットたちも、戦地に向かう前夜はかくや、と思った▼父親がイスラエル軍の協力者(パレスチナの裏切り者)というレッテルを貼られた若者が、家族の名誉回復や、彼ら ...

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大耳小耳

2006年3月9日(木)  百周年事業の支援団体として立ち上げられた「樹の会」。発起人は戦後移住者を中心とした二十数人。これから賛同者も集め、発会式も行う考えだという。資金協力を通しての協力を挙げており、協会側も歓迎すべき団体の誕生だろう。両者の歯車がかみ合い、百周年へ向け大きく動き出すことを期待したい。      ◎  食品工 ...

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コラム オーリャ!

 「よく採決まで行ったな」というのが、会議を傍聴した感想だった。てっきり途中で流れるかと思っていた。  三日の県連臨時総会。出席者は中沢会長の続投に「ノン」の意思を示した。十票差以上での否決がそれを物語っている。  これで一つの「ヤマ」は越えた。しかし、振り返ってみるとほとんどの問題がそのまま残っていることに気づく。  承認見送 ...

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コラム 樹海

 (財)国際女子研修センターの小南みよ子理事長がさきごろ、ひっそり亡くなった。享年九十六、信念の固まりのような「明治の人」だった。あえて明治と書くのは、世代が新しくなってくると、こういう人は少なくなるという意味だ▼ひょっとしたことから、海外に移住した青年たちが配偶者を容易に得られないという実情を知った。直ちに「嫁ひでり」の青年た ...

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東西南北

2006年3月8日(水)  家政婦や使用人の正規雇用を促進するために政府は七日、五二八レアルを上限に雇用主が必要経費として二〇〇七年所得税申告から控除できる措置を発表した。この措置は二〇一一年まで有効。国内には家政婦と使用人が六四七万人いるが、うち四八〇万人は労働登録を行っていない。      ◎  サンパウロ州サンタ・バルバラ ...

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