その日、街は眠らなかった。映画も音楽もオールナイト。十九日午後から二十四時間にわたって、サンパウロ市内全域でさまざまな文化イベントが行なわれた。市当局などが主催した。 わたしは午前二時開始のホラー映画を間にはさんで、午前零時と午前四時からの二つの野外コンサートに。いずれの会場も、治安が良いとはいえない旧市街に位置したが、超満 ...
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東西南北
2005年11月19日(土) 経営危機に陥っている航空会社ヴァリグは、今年一月から九月までの赤字額が七億七八一三万レアルと、前年同期比で一五五%増加。レアル高と航空燃料の高騰が響いた。十六日には二年前から休職状態だったパイロット百人の解雇も決定した。 ◎ 農務省の調査によると、今年になってコーヒーの消費が一日平均一 ...
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2005年11月19日(土) 全国議長会の意見交換会は、七日午後二時からはじめる予定で、旅行社から中沢会長に遅れる旨の連絡は入っていた。でも、どのぐらいかは分からないため、結果的に出席者一同は詳しい説明もなく一時間待たされた。さらに司会の方で、会の最初から発表時間を十分ずつに仕切りなおすこともなかったため、最初が長引き、最後の ...
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紀宮さまが秋篠宮さまの学友・黒田慶樹さんとご結婚なされた。紀宮さまは内親王として皇室外交にも熱心で8回も海外に出かけ14ヶ国を訪問されている。とりわけ南米とは縁が深くブラジルをはじめペル―、ボリビア、ウルグアイを公式に訪ね親善に尽くされている。内親王が旧皇族や華族ではなく、いわゆる平民に嫁ぐのは紀宮さまが初めてだし、結婚式での ...
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移民が神戸港で歌った「移民歓送の歌」の研究が有志によって進められている。出港の時だけでなく、特に戦前移民はブラジルへ来てからも結婚式や酒を飲みながらなど、さまざまな場面で歌ってきたそう。 ドラマ『ハルとナツ』でもこの歌が歌われているが、戦前移民の中には「節が違う」「歌詞が違う」などの意見も出ている。また、これは二番までとされ ...
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2005年11月18日(金) 十六日のパロッシ財務相の繰り上げ証言を金融市場は好意的に受け止め、サンパウロ平均株価指数は〇・八七ポイント上昇、ドルとカントリーリスクはそれぞれ〇・二七%と〇・八一%低下した。アナリストらは同相が留任するとみているが、CPIに召喚されれば市場は荒れると警戒感を緩めてはいない。 ◎ サン ...
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2005年11月18日(金) 元NHKディレクターの相田洋さんは映像祭の講演の中で、「ドミニカってのは国家的犯罪といってもいいような、石っころばっかりの土地とかに送られたところ」などと語るなど歯に衣着せぬ名調子をみせた。実に歯切れがよく、臨場感たっぷり。移住船の上で、国援法帰国者の奥さんが「ああ、死にたい―ッ」と叫んで甲板の方 ...
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サンパウロほどの大都会に住めば、人々はその気がないと「野」や「土 」に親しむ機会がなくなる。その機会を増やしてあげようと、考えられたのがレジャー産業分野の「農村観光」「農村パーク」である。日系社会でも、純娯楽の提供、村起こし、など目指すところは違うが、既にいくつか例がある▼この産業を成功させるポイントの一つは、できるだけ銀行借 ...
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日本の知り合いから電話があった。 七日に文協で行われた南米地方行政視察団と日系諸団体との意見交換会についての報道を見たという。「日系団体の人は怒っているだろうね」と聞かれ、答えに窮した。 「誰も怒ってないですよ。靴を脱ぐのも日本の習慣ですし…」と世話役となった県連の中沢宏一会長は眉をひそめる。 母県からの協力あっての県人 ...
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メールマガジン ■コロニアニュース ■ブラジル国内ニュース ■コラム ■企画 ■会社案内 ■リンク集 ■トップページ 過去の記事カレンダー 2005年11月17日(木) ハイチの米系NGO(非政府団体)は十五日、国連派遣のブラジル駐留軍が同国シテ・ソレイルで起きたリンチ事件を看過したと米州機構(OAS)へ告発した。ハイチ警察と ...
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