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コラム

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コラム オーリャ!

 ドイツ移民が多いサンタカタリーナ州のオクトーバー・フェスタに関して「ドイツ独自の文化として保持しているのは、表面的な一部分に過ぎない」と批評する人もいる。  日本文化の継承を叫び、各地で舞踊や三味線などの公演が行われているが観客はほとんど高齢者。若い日系三、四世の姿は見られない。ただ公演をこなすだけで表面的になっているかも。 ...

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コラム 樹海

 まさか―これほどの判決が出るとは思わなかった。米国に在住する日本人が、海外に住む日本人にも選挙権をと訴えていた裁判は、一審と二審とも全面的に敗訴していた。云わば「門前払い」なのである。それがなんと、最高裁では逆転し「現在の公選法は憲法違反」と断罪し,次の選挙では在外邦人も小選挙区で投票する権利があると認める画期的な判決を出した ...

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東西南北

2005年9月17日(土)  パロッシ財務相は十四日、エレトロノルテ電力公団の理事を務める実弟アデマール氏が郵便局CPI(議会調査委員会)に召喚されたことを不快とし、同CPIが親族を巻き込むなら財務相を辞任する意向であることを示唆した。実弟はエレトロノルテ傍系企業の保険業務でインテルブラジル保険会社と契約するよう圧力を掛けたと同 ...

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大耳小耳

2005年9月16日(金)  十四日に最高裁大法廷によって出された在外選挙訴訟の判決文には、「国外に居住していて国内の市町村の区域内に住所を有していない日本国民(以下、『在外国民』という。)―」という一文がある。今まで「在外邦人」など言われてきたが、「在外国民」という言葉が公に使われるのは初めてかもしれない。単に「外国からも選挙 ...

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コラム オーリャ!

 仕事を終え、静かに老いを養っていたはずの米倉さん一家を襲った悲劇。葬儀の日は冬に戻ったような寒い日だった。  デカセギ帰りの日系人を狙う強盗事件は後を絶たない。日本で働く親族を持つ人にとっては他人事ではない。  この事件は日本のマスコミ各局でも報道された。サンパウロのイメージは格段に下がったはずだ。ブラジルの家族に連絡するデカ ...

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コラム 樹海

 いまごろ、移住地を造成して集団移民を入れる国がある。隣国パラグァイである。ただし、資金を十分に携行した移民である▼日本政府の機関がブラジルやパラグァイに移住地をつくって、移民を送り出したのは、もっとも最近でも四十年以上前になる。だが、今や「移住地の造成」「海外雄飛」などは死語と言ってもいい▼仮に今、日本人のだれかが大資金を投じ ...

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東西南北

2005年9月16日(金)  議員食堂経営者のブアニ氏は十四日、カヴァウカンチ下院議長が要求した賄賂として支払い、同議長の秘書が二〇〇二年七月三十日に引き落とした額面七五〇〇レアルの小切手のコピーを連邦警察に提出した。小切手は議員食堂で同氏が下院議長に手渡したものだという。秘書は議長の息子の選挙費用に寄付されたものと供述したが、 ...

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大耳小耳

2005年9月15日(木)  明日からロンドリーナのニシノミヤ公園で開催されるロンドリーナ祭り。第一回の一昨年は、かんかん照りで来場者はばてた。昨年は日よけの幕で会場を覆ったところ雨に降られてびちょびちょ。ちょうちんが全滅した。今年はどちらでも大丈夫なようにテントを張るというが、三年目はちょうどよい祭り日和になるといい。     ...

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コラム オーリャ!

 親戚の結婚式が先日、市内の教会であった。式が始まる時刻に合わせて自宅を出たが、予定よりも十五分近く遅れた。新郎新婦に申し訳ないと思って会場に入ったところ、前のカップルがまだ壇上にいた。  ブラジル時間か──。渡伯して数年になるのに、なかなか時間感覚に慣れない。イベントなどに招待された時、定刻に着いていないと不安になることがよく ...

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コラム 樹海

 週末にサンパウロ市で起きたデカセギ家族五人殺害事件はまれにみる残虐なものだ。しかも、目前に五十周年式典を控えたコチア青年の一人とは――。米倉貞さんら家族五人は一晩がかりの拷問のすえ殺された。言葉にならない怒りと悲しみを覚える。▼土曜早朝、娘と一緒に息子夫婦が十一カ月の赤ちゃんを連れて日本から一時帰国した。六年もデカセギした息子 ...

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