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東西南北

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10月4日(土)  二日午前三時半、リオ市バーラ・ダ・チジュッカ区の高級住宅街で、棒つき飴(あめ)を口に入れた八歳の子どもが二十代の黒人と組んでテレビ・グローボ局従業員(四四、女性)の家に強盗に入った。子どもは被害者にナイフを突き付け、「騒ぐと殺す」と脅し、バンドと電話コードで手足を縛った。二人組は現金二千レアル、一万レアルの金 ...

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10月3日(金)  誘拐犯グループの中に女子大生(二四、法学部)がおり、三十日午後十時半、サンパウロ市南部モエマ区にある大学の校門前で逮捕された。ハンドバッグの中に被害者二人(学生と事業家)を監禁している住所が記されており、警察は二人を救出した。犯人らは逃げた後だった。女子大生は、食料購入と料理を担当していた。犯行グループの中に ...

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10月2日(木)  サンパウロ市のセー大聖堂の尖塔(せんとう)二つが、旅行者など一般に公開される。同聖堂の修復工事を請け負った建築会社によれば、実現するには安全装置の付いた階段をかける必要があるといっている。階段建設には半年かかり、費用は百万レアルと見積もられている。ほかに祭壇とパイプオルガンの修復、同聖堂の博物館の建設計画もあ ...

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10月1日(水)  九月二十九日午後五時半、サンジョゼ・ドス・ピニャイス市でダニエルさん家族が住む家の居間の床に突然大きな穴が開いた。ゴーという音を聞き、テレビを見ていた家族と隣人は一斉に外に飛び出し穴に落ちることはなかった。五メートル下の底にはソファー、自転車、乳母車、机が落ちた。土木建築の専門家は、排水管から漏れた水が穴を開 ...

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9月30日(火)  連警は二十四日、コロンビアの犯罪組織CALIが同国から送ったとみられる純度の高いコカイン合わせて五百五十キロを押収した。単発機がパラグアイから大サンパウロ市圏ビリチーバミリン市の空港に到着したところを、連警がパイロットを逮捕、コカイン二百五十キロを押収した。同日、サンパウロ市北部ヴィラ・ギリェルメの倉庫でも同 ...

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9月27日(土)  二十五日、サンタイザベル市の田舎道で行方不明になっていた神父二人が見つかった。一人(三五)は首を切られて死亡、もう一人(四〇)は胸、腹、背中、ほおなど五カ所を刺されていたが命に別条はない。五人組強盗が二十三日夜、サンジョゼ・ドス・カンポスの教会で二人を誘拐した。強盗団の一人は二十五日に逮捕された。       ...

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9月26日(金)  二十四日、大学三校でアルコール依存症の予防と麻薬撲滅運動が展開された。この運動には麻薬への誘惑を拒否する訓練、薬の販売規制なども含まれる。サンパウロ大学にはアルコール、麻薬を禁止する校則はあるが守られていない。      ◎  二十三日朝、二十四歳と二十一歳の男二人がサンパウロ市中央部のパトリアルカ地下鉄駅の ...

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9月25日(木)  十九日、モジ・ミリン市でマリファナ六トンが押収されるとともに、麻薬密売の容疑で五人が逮捕された。同六トンは総額二百二十万レアル相当とみられ、今年最大の押収量となる。マリファナはパラグアイのペドロ・フアン・カバジェーロ市から送られてきたもので、サンパウロ市、リオ、ミナスで売られるはずだった。五人は三台の車に分乗 ...

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9月24日(水)  二十日夜、サンパウロ市西部にあるファベーラ(貧民窟)サンレモで十日から誘拐されていた監査人(二六)が解放された。匿名電話で監禁されている場所に急行した軍警が犯人グループと銃撃戦を展開、犯人の一人を射殺した。被害者はホテル国際網の監査役。ショッピング・モルンビーから出て車を運転、赤信号で止まったところを誘拐され ...

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9月23日(火)  連邦最高裁判所は十七日、過激な反ユダヤ主義をあおる一連の本の責任者に有罪の判決を下した。ほとんどの最高裁判事は、同責任者に人身保護令を適用することに反対だ。理由は、ユダヤ民族に対する憎しみをかきたてることを意図して書いたことが明白だからだ。判事たちは一、ユダヤ人たちは民族を形成しているのか、二、反ユダヤ主義の ...

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