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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る

ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(8)=遠くても親しみのある国=BRICS、理解できた

2005年12月08日(木)   (7)帰途 ◇1◇  現地発九月二十二日午後十一時五十分、東京行き日本航空71便に乗った。当日は夕方まで時間があり、サンパウロ最高のショッピングセンターや最大のスーパーマーケットを見学。いずれも東京では想像も出来ない広さを誇っており、世界のブランド商品、世界中の物産を扱う店が軒をつらねているのに ...

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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(7)=圧倒的な水量、イグアスの滝=三通りの方法で見る

2005年12月07日(水)  (6)イグアスの滝 ◇1◇ イグアスの語源はツピーグァラニー語でイグ=水、アスー=大きな、大きな水を意味するそうである。世界三大瀑布の一つに数えられるイグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルの国境をなすイグアス川と、パラナ川のほぼ合流地点に位置する。  全長二千七百メートル、落差七十五~八十メートル ...

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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(6)=スチュワーデス美人揃いぞろい=どことなくピラニア似

2005年12月06日(火)  (5)リオデジャネイロ ◇1◇ アマゾンから船と飛行機で、マナウス、ブラジリア、サンパウロ経由でリオデジャネイロに行く。九月十七日の早朝に出発、六時ごろ到着。ほぼ一日がかりである。船、飛行機とも満席であり、乗っている間は、寝ているか景色も含めて内外をみているだけである。  船で、ブラジルの高名な男 ...

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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る-=連載(5)=ピラニア釣りネグロ川支流で=カヌー転覆の危機体験

2005年12月03日(土) ◇4◇ 翌日午前中は、ジャングルのトレッキングである。川辺からあまり深く入らないため再生林が多く、アマゾンの大原生林を往く、という感触はない。マイナスイオンを思い切り吸ったという感じである。 昼前にホテルに戻り暫らく休憩。午後二時頃にホテルの裏のネグロ川支流にある桟橋から十~十二人乗り位のモーター付 ...

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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(4)=不安にかられる真っ暗闇=光るワニの目は感動的

2005年12月02日(金)  (4)アマゾン観光 ◇1◇ アマゾン観光の目玉は、マナウスから数十キロ離れた森林の中のジャングルのロッジに滞在し、現地ではワニ狩り、カボクロ(現地人)の村を訪問、ピラニア釣り等を楽しむことにある。  九月十六日、小舟に乗ること約二時間。マナウスの北西六十キロ地点で、ネグロ川の国立公園内にあり、アナ ...

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ブラジル雑俳紀行―3俳句で旅行の印象作る―=連載(3)=日本人の年金パワー=マナウスのホテルで見た

2005年12月01日(木)  (3)マナウス ◇1◇ 九月十四日にマナウスに向かう。サンパウロから空路約四時間。世界最大の熱帯雨林アマゾン地帯への入り口、マナウスに到着。  このマナウスは、十九世紀後半のゴム景気から急成長し、膨大な資金でヨーロッパの技術や文化を採り入れて、港や市場を整備したり、アマゾナス劇場をつくった。ゴム景 ...

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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(2)=切羽詰まった料理=フェイジョアーダ=加賀の「じぶ煮」と共通点

2005年11月30日(水)  (2)ブラジルへ サンパウロ到着◇1◇ ニューヨーク経由の日本航空72便に乗り、サンパウロに着いたのは現地時間の九月十二日午前七時半過ぎである。地球の反対側までも来た興奮のせいか、時差による疲労感はあまりなく、皆元気である。 治安面では、特にバスターミナルや空港での置引きが多いとかで、持ち物(バッ ...

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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(1)=治安上トラブルなく=食あたりも一切なく

2005年11月29日(火) (1)出発前 ◇1◇ ブラジルは、日本から見れば地球の反対側にあり、もっとも遠い国である。事実、航空機の直行便でもおよそ二十四時間、もろもろの所要時間を加えると、東京の自宅からサンパウロの目的地までは、約三十三時間という距離である。  しかし、季節はもとより、国の広さ、民族の気性など、いろいろな面で ...

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