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日本の教育現場レポート=保見団地のデカセギ子弟

連載(下)=日本の教育現場レポート=保見団地のデカセギ子弟=外国人新入生の方が多い=ポ語で合唱する公立校

ニッケイ新聞 2008年1月15日付け  【愛知県発】保見団地内には二校の公立小学校がある。両校ともブラジルをはじめとする外国人児童の割合が三割、四割を超える。  入管法改正の前年に開校した西保見小では、〇七年度の一年生は、日本人の数を外国人が上回った。  公立とは言え、小学校内には日ポ両語で掲示物が貼られたり、日本語教室や通訳 ...

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連載(中) =日本の教育現場レポート =保見団地のデカセギ子弟 =増える準二世や二世 =ブラジルの習慣教える

ニッケイ新聞 2008年1月12日付け  【愛知県発】テーブルの上に並べられた、サウガジーニョやボーロの皿の数々。壁に貼られたサンタクロースの絵や、入り口に飾られたキリストの生誕像が、日本のクリスマスとは違う、ブラジルのナタールを感じさせる。  昨年十二月二十五日、パウロ・フレイレ地域学校(エコパフ)では、各家庭からの持ち寄りで ...

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連載(上)=日本の教育現場レポート=保見団地のデカセギ子弟=ブラジル人校は憩いのひととき=ブラジル式に切る替わる

ニッケイ新聞 2007年1月11日付け  日本のデカセギ子弟の教育現場とは――。二〇〇五年に本紙で記者研修をした秋山郁美さん(25歳、静岡県出身)は現在、日本に帰国して愛知県に在住している。週に一~二度、愛知県豊橋市にあるブラジル人が多いことで有名な保見団地の、ブラジル人学校でボランティア活動をしている。「デカセギ子弟同士でも日 ...

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