ホーム | アマゾニア 関連記事 (ページ 5)

アマゾニア 関連記事

県連故郷巡りアマゾン=90周年に沸く「緑の天国」=(11)=アマゾン開拓の父、上塚司の孫

 アマゾン日本人移民といえば、最初であるトメアスー移住について語られることが多い。しかしその他にも幾つかのグループがこの流域に入植した。その一つが、「アマゾン開拓の父」の故・上塚司が主導し、1931年にアマゾナス州パリンチンス地方へ入植した「高拓生」である。  その上塚司の孫、上塚芳郎(よしお)さん(67、東京都)は、アマゾン日 ...

続きを読む »

県連故郷巡りアマゾン=90周年に沸く「緑の天国」=(10)=非日系生徒が8割の越知学園

 14日昼、マンガル・ダス・ガルサス公園で昼食を取る一行とは別に、汎アマゾニア日伯協会の横にあるレストラン「博多」へ向かった。ここでは、90周年式典を直前に控えたアマゾン日本人移住90周年記念祭パラー実行委員会(生田勇治祭典委員長)が、主だった人を迎えて歓迎昼食会を開催していた。  パラー日系商工会議所の山中正二副会頭が実行委員 ...

続きを読む »

県連故郷巡りアマゾン=90周年に沸く「緑の天国」=(7)=51年目の再会果たす同船者

 13日午前2時半、部屋の電話が鳴った。この日は午前3時に朝食、午前4時にベレンのホテルを出発し、午前10時からトメアスーで行われるアマゾン日本人移住90周年に参加する予定だ。  当初はトメアスーで1泊する話もあったが、これだけの大人数だと宿を取るのも一苦労。故郷巡りの下見に行った山田康夫団長が「参加者の泊まる宿もバラバラで、バ ...

続きを読む »

西部アマゾン日本人移住90周年記念祭典と「ジャングル祭」=西部アマゾン日伯協会会長 錦戸健

 西部アマゾン地域はブラジル北部のアマゾナス州、アクレ州、ロンドニア州そしてロライマ州で構成され、その総面積は日本の国土面積の約6倍を有する広大な地域である。そんな地域に戦前はアマゾナス州のマウエス郡に1929年、そしてパリンチンス郡へ1931年に日本人移住が実施された。  1953年3月に戦後初のブラジル日本移民としてアマゾナ ...

続きを読む »

やまと心の森林農法=アマゾン移住90周年に想う=神奈川県在住 松田パウロ=(下)

 サンパウロ市とベレンでは3000キロ、東京・マニラ間の距離にあるが、志ある日本人の意志は、不思議に繋がっている。坂口和尚と橋本悟郎との交遊。南米の大豆の父・宮坂四郎との信頼関係。  坂口和尚は、40代の男盛りの頃、マンジョカ芋の研究に精力を注いでいた。  和尚の兄は、フィリピン国のコレヒドール要塞攻略戦に参加し、熱帯林で飢餓地 ...

続きを読む »

やまと心の森林農法=アマゾン移住90周年に想う=神奈川県在住 松田パウロ=(中)

熱帯の知性  ブラジル国の日本人移民の初期の指導者として、南伯に東山農場の山本喜誉司。北伯に平賀練吉。敬称略は、歴史に名を刻む偉大な名前の証。  共に東京帝国大学で林学を専攻されているのは偶然ではない。  ブラジル国は日本人農業移住者を受け入れる111年前から、大農園の耕作放棄地は拡大していた。  豊かな土壌を使い捨てるサトウキ ...

続きを読む »

やまと心の森林農法=アマゾン移住90周年に想う=(上)=神奈川県在住 松田パウロ

天上大風 大河有情  アフリカ大陸サハラの沙漠より舞い上がる砂塵は偏西風(Os ventos alisios)に乗り、無尽蔵のミネラルをアマゾニアに降り注ぎ、大森林を養っているという。砂塵に大量に含まれる鉄分は、生命の起源物質で、化学記号で「Fe」と表記される。  日本人移民の湧き上がる意気と情熱は、幾多の海洋民族のFe信仰と溶 ...

続きを読む »

《ブラジル》国税庁長官の後任決まる=元エリート官僚の手腕に期待

 税制改革の方針を巡って政府と対立し、11日に解任されていたマルコス・シントラ国税庁長官の後任に、国税庁の税務調査官だったジョゼ・トステス・ネット氏が就任した。  国税庁長官は、今年はじめに行われた行政改革によって統合され、経済省所轄機関の特別局扱いとなっていた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Lo ...

続きを読む »

アマゾン90周年記念式典3都市で=トメアスー、500人以上出席=州議会議長、舗装着工を宣言

 「アマゾン日本人移住90周年式典」が13日にパラー州トメアスー、14日に同ベレン、15日にアマゾナス州マナウスで開催された。アマゾン移民初入植地であるパラー州トメアスー郡では13日午前、トメアスー文化農業振興協会会館で開催され、500人以上が出席した。山田彰駐ブラジル特命全権大使も参加し、茂木敏充外務大臣のメッセージを代読。式 ...

続きを読む »

アマゾン90年目の肖像=「緑の地獄」を「故郷」に=(17)=北伯の最新技術を導入する日系病院

  まだマラリア罹病患者が多く見られた1959年、日本海外協会連合会アマゾン支部では移住者の医療面でのサポートとして、アマゾン各州の日本人移住地で巡回診療活動を行っていた。この延長線上に、アマゾニア病院の前身、日伯実費診療所があった。   62年には法律的な問題から海協連を表に出せず、日伯協会が名義を貸したために「汎アマゾニア日 ...

続きを読む »