2007年5月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ブラジルの昨今の治安の悪化が国内での乗用車販売に波及している。高級車の需要が減少し、強盗や誘拐などの犯罪に巻き込まれないように目立たない車を買い求める向きが多くなった。自動車業界は国内販売で今年、史上最高を記録すると予想している中で、高級車はこれに逆行して販売は減 ...
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公害検査義務付けへ=年1回、サンパウロ市内の自動車対象
2007年5月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】環境保全を目指し模索を続けているカサビサンパウロ市長はこの度、サンパウロ市内を走行する五六〇万台の自動車に対し、毎年一回公害検査を受けることを義務付ける新市条例を発令する意向を明らかにした。 同市長はこれにより、排気ガスを減らして大気汚染を三〇%削減すると同時 ...
続きを読む »トヨタもフレックス車投入へ=日本勢ではホンダに続き=カローラなど二車種で販売開始
2007年5月25日付け ブラジルトヨタ(長谷部省三トヨタメルコスール社長、Toyota do Brasil Ltda)は、バイオエタノール、ガソリン、両方を混ぜた混合燃料に対応するフレックス仕様のカローラ、フィールダーの生産、販売に関する発表会をサンパウロ州グアルジャー市のホテルで二十二日、全伯のメディア関係者約百人を集め、 ...
続きを読む »サンパウロ市文化センターで火災=アドバルーン屋根に落ち
2007年5月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】サンパウロ市パライーゾ区ベルゲイロ街のサンパウロ文化センターの屋上に十七日午前一時ごろ、アドバルーンが落下し、一二〇〇平方メートルに及ぶ屋根が焼失した。 十台の消防車が出動して鎮火したものの、二五〇〇部の書類と、美術品の一部が消火用の放水で損害を受けた。屋根がア ...
続きを読む »サンパウロ市に「きれいな空気」を=市長、大気汚染対策に本腰
2007年5月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】視覚公害対策としてサンパウロ市内の野外広告規制条例を施行したカサビサンパウロ市長は十六日、「美しい町」プロジェクト第二弾として、二十一日にも大気汚染対策「きれいな空気」を打ち出すと表明した。 「大気汚染に関して言えば、我々は石器時代のまま」と汚染の野放し状態を憂 ...
続きを読む »ドル、2レアルを切る=6年前の水準に=市場は今後も続落と予測=大統領は諦観の呈
2007年5月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ドル通貨は十五日、ついに二レアル台を切って一・九八二レアルにつけ、二〇〇一年一月の水準へ戻った。これからもドル通貨は続落するという市場関係者の予測である。中央銀行に為替介入の意向はなく、購入済みの四億二五〇〇万ドルを競売に掛けるらしい。自動車産業を始め繊維、縫製、 ...
続きを読む »東西南北
2007年5月17日付け 下院は九日夜、議員お手盛り案を可決。最初は賛成演説を行ったフェルナンド・コルージャ議員(社会大衆党=PPS)、調整が思惑より少ないので反対演説をキナリア議長に申しこんだ。 キ「おいコルージャ。(夜行鳥ふくろう)もう夜中だゼ。何をいいたいんダ。コルージャだから昼間は眠りこけ、夜になると元気が出るんだナ」 ...
続きを読む »自動車税脱税で326社摘発=3年間で11億レアルにも=サンパウロ州
2007年5月16日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】サンパウロ州財務局、サンパウロ州検察局組織犯罪捜査課、市警経済犯罪部の合同チームは十四日、自動車税(IPVA)を脱税していた容疑でサンパウロ州のレンタカー会社三二六社を摘発した。 これらの会社は過去三年間にIPVA五億レアルと商品流通サービス税(ICMS)六億レ ...
続きを読む »過去最悪の大気汚染=昨年冬、悪玉は自動車=サンパウロ市
2007年5月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】昨年の冬の期間、サンパウロ市都市圏内の大気汚染が過去十年間で最悪となり、不快指数が上昇した。とくに七月と八月は六〇%が公害規制を上回った。昨年一年間では三二%と指数のほぼ三分の一が「不快」だった。二〇〇五年は二九%だった。 環境浄化技術公社(CETESB)の報告 ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年5月15日付け 「娘3人持てば身上つぶれ」「嫁を貰うなら名古屋から」と―尾張の嫁入りは豪華絢爛さを誇る。トラックを動員し嫁入り道具を満載し隣人や知人に披露するのが昔からの習慣だそうだが、兎にも角にも豪勢さを競うのが名古屋人の自慢なのである。尤も、使いっ放しでは決してない。貯蓄額は高く、1世帯当たり1688万円と全国で ...
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