最近のブラジルの経済記事は、インフレや失業率の上昇で実質所得が減り、消費者の購買力が低下といった内容が多い。2月のインフレは0・9%、直近12カ月だと10・36%といった数字を見て、給与はそんなに上がらないのにと嘆く人も多い事だろう▼現在のインフレは、月80~90%を記録したコーロル政権時のようなハイパー型ではない。だが、あの ...
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「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(19)
ペドロの顔つきから、父親は日本人「らしい」が、名前は分からない。 余談だが、昨日俺は、たまたまカロリーナが住むマンションの前を車で通り、プレイロットでペドロを遊ばせているカロリーナと女中を見かけた。 カロリーナは、まだ母親役が身についていない様子で、子供は女中の方になついていた。(5)結論 調査結果から推定すると、リカルド田中 ...
続きを読む »和風シュラスコはどうですか?
ブラジルでポピュラーな団欒、文化と言ってもよいシュラスコ。招かれる度にとても美味しく満喫するが、困った事もある。 日本のバーベキューと違い、ひたすら肉ばかり焼いて、それを喉に流し込むのはもっぱらビールとコーラ。「日本では野菜も焼くし、飲み物には冷たいお茶も」と語ると驚かれ、「野菜なんて信じられない。腹一杯肉が食べられなくて可哀 ...
続きを読む »ローリング・ストーンズ=アルゼンチンでコンサート従業員死亡=大統領とシュラスコ・パーティも
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続きを読む »ニッケイ俳壇(872)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎髭の美男長靴の美女シュラスコに 鳥雲に浮足立って出稼ぎに 混血の貰ひ子なつきクリスマス アマゾンの蘭元日の卓上に 移住地に風鈴と住み六十年【稚鴎さんは十九才の時、単身でモンテビデオ丸に乗りサントスに上陸し、直ちにアリアンサに入植して今日まで一歩も出ず、自分の天地を作り上げた。そこには地 ...
続きを読む »ペレーが日系人に寄せる厚い信頼=バウルー二世クラブで育つ=58年W杯初優勝の思い出の写真=日系女性で始まり終わる
1958年サッカーW杯でブラジル代表は開催国スウェーデンを5対2で退け、初優勝を飾った。歓喜に沸く国内では、凱旋する選手団を招いて祝勝会を各地で開き大騒ぎをした。特に決勝での2ゴールを含む6得点を決めて大活躍のペレー(当時17歳)は人気が高く、彼の周りにはいつも黒山の人だかりができていた。そんな最中、パラナ州ロンドリーナで撮影 ...
続きを読む »オーリャ!
「もっと日本食としてのアピールを」―12月から開店した新生「すき家」の方針だ(昨日付け詳報)。「〝日本〟にこだわる層は根強い」と担当者は自信を示す。 メニューに大きな変化はないが、新店舗は日本を前面に押し出した店内が広がる。今までは「ポ語らしく無い店名の目新しい料理」位の感覚だったかもしれないが、これからは確かにその認知は進む ...
続きを読む »大耳小耳
『朝陰』第433号(11月号)が発行された。ちょっと笑える生活風景を詠ったものとしては「極上の肉は最後にシュラスコ会」(西沢てい子)、「運動会八十路の翁が嫁探し」(林久美)など。ブラジル風情を感じるのは「飛ぶサビア道づれにして墓参る」(林田安江)、「抱き合へる恋のインジオに蛇鳴ける」「即席のぜんざいに似てアサイ汁」(大熊星子) ...
続きを読む »サントス・ファンが撲殺死=加害者はパルメイレンセ
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続きを読む »アーリョ・ショウナン裏話=炉辺談話=荒木桃里=(8)
鹿さんはマキを補充しながら、「おいおい、先ほどのアーリョの話はどうなった」「ああ、あのかぜ薬か」大貫は無造作に言った。 牛はもう手放しにしてしまったし、用のないアーリョだから、「食べたらいい」と小楠の奥さんに差出した。それを使わずに小楠が植えたのである。その一キロのアーリョは、幅70センチ、長さ3メートルの畝に蒔いた。その年に ...
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