2010年5月8日付け 駐ブラジル日本大使として3年間連邦首都のブラジリアに勤務し、離任してから約8年が過ぎた。ブラジルにはズブの素人として着任したので、在任中どれだけお役に立てたかは全く自信がないが、ブラジルや南米については随分多くのことを学んだ。日本に帰ってからも繰り返し考えるのは、ブラジルが、米国と同様の広大な国土、億単 ...
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日伯論談=テーマ「日伯経済交流」=第48回=和田昌親=日経HR社長=「食断」の日本を救うのはブラジル
2010年5月1日付け 21世紀に入りブラジルは順調に成長しているが、日本は腑抜けのように元気がない。民主党は09年に念願の政権交代を果たしたというのに、あろうことか首相と幹事長の「政治とカネ」のダブル不祥事が発生し内閣支持率は急落している。 経済はデフレ状態から脱出できず、国際的な発言力も低下気味だ。八方ふさがりとはこのこと ...
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ニッケイ新聞 2010年4月15日付け アルジャーゴルフクラブの新会長に選ばれた水本ウィルソン氏は、リベルダーデ商工会の初代会長で「シネ・ニッポン」を開設した水本毅氏の次男。副会長の伊藤ロベルト氏は、南米銀行入行後、創立時のパウリスタ新聞の営業、コチアの役員、セラード開発農牧会社の専務理事を務めた伊藤直氏の長男。PLゴルフクラ ...
続きを読む »サンゴタルド=ササキ夫妻=トラックと衝突し即死
ニッケイ新聞 2010年4月2日付け 3月31日午後4時頃、車でミナス州サンゴタルド市からパラナ州クリチーバ市へ向かっていたササキルイス(62)、テレーザ夫妻(54)がBR262で対向車線のトラックと衝突し、死亡した。 雨により滑りやすくなった路面で車線から飛び出したササキ夫妻の車が前から来たトラックの下敷きとなり、2人はほ ...
続きを読む »日伯論談=テーマ「日伯経済交流」=第42回=永田翼=実業のブラジル社代表=クールな大人の日伯関係を
2010年3月20日付け 2月末、ジョゼ・ミンドリン氏が95才で亡くなり、マスコミはこの文化人企業家の死を悼んだ。1万7千タイトル、4万冊に及ぶブラジル文学の草稿、稀覯本、手作り本を蒐集した蔵書は寄贈されサンパウロ大学がミンドリン文庫を建設中だった。 ミンドリン氏は、自動車部品メーカーの優良企業メタル・レーベ社を率いてサンパ ...
続きを読む »日伯論談=テーマ「日伯経済交流」=第39回=筒井茂樹=元伊藤忠ブラジル会社社長=日伯の「含み資産」活用を
2010年2月27日付け ブラジルは世界で最も親日国であると言われている。他方、日本もブラジルに住んだ人は無論のこと、一度でもブラジルに旅した人はブラジルの魅力に引かれブラキチになる。ブラジル人が親日であるので、日本人もブラジルが好きになると言う図式である。ブラジルが何故親日国なのか考えてみた。理由は主として次の3点にあると考 ...
続きを読む »アサイ名誉市民章を授与=嶋田、上野、間嶋3氏に=文化や産業の発展に貢献=300人駆けつけ盛大に祝う
ニッケイ新聞 2009年12月1日付け 【パラナ発】パラナ州アサイ市(ミシェル・アンジェロ・ボンテンポ市長)は10月28日、名誉市民章の授与式を上野米蔵会館で行い、嶋田巧さん(76、二世)、上野久良男さん(76、二世)、間島正典さん(77、新潟)が受章した。栄えある式典には招待客ら300人が駆けつけ、大変な賑わいをみせた。 ...
続きを読む »日伯論談=テーマ「日伯経済交流」=第25回=二国間協力の世界的意義=「技術」と「環境」で新段階へ
2009年11月7日付け 日伯関係の新時代の幕開けが告げられた。現在、新たな国際環境のもと、二国間の関係はより高度な関係へと質的変化を遂げつつある。 日伯経済関係は50~70年代に、ウジミナスはじめナショナル・プロジェクトやセラード事業に象徴される黄金時代を迎えた。 その後、ブラジル経済の混乱・日本経済の停滞により終止符を ...
続きを読む »セラード開発に黄信号=アマゾン以上の原生林損失=環境相が保護区拡大示唆
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続きを読む »「先輩の農業貢献に敬意」=山本喜誉司賞=記念史発刊を記念して=鈴木、荒木2氏が講演
ニッケイ新聞 2009年9月1日付け 【既報関連】八月二十二日午後からリベルダーデの文協ビル貴賓室で行われた『山本喜誉司賞のあゆみ』(藤井剛三編纂委員長、日ポ両国語)発刊式典の中で、ブラジル経済の専門家でブラジル東京銀行元頭取の鈴木孝憲氏、二〇〇〇年度同賞受賞者の荒木克弥氏による記念講演会が行われた。 鈴木氏は、「世界を救う ...
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