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農業の神様 関連記事

私の「邦字新聞の45年」=ニッケイ新聞 編集局報道部 記者 神田大民

ニッケイ新聞 2008年7月5日付け 日本語でしか情報を得られなかった人たちのために  ブラジルにおける邦字新聞は、特に日本語でしか世の中のことを知る術(すべ)がない人にとって役に立つ新聞である。このことは、一九一〇年代に最初の新聞が発行されてから現在まで、そんなに変わっていない。九十年余も必要に迫られて発行されてきた新聞だが、 ...

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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=連載(9)=井上会長の打診を受けて=ミナス州、即刻無条件で決断=にんにく精選所。品質最高のにんにくをセラードは生産する=「農業の神様が来てくれた」

ニッケイ新聞 2007年12月28日付け  小笠原たかしが、一九七一年に単身セラードへ出発してから後の五年間は、小笠原一族はもとより、コチア産組、ミナス州政府、連邦政府にとって、まさに二億ヘクタールを舞台とする壮大な大河ドラマが演じられた。  過去のことではあるが、百年の日系移住歴の中で、おそらくブラジルの日系社会が二度と経験す ...

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コラム 樹海

2007年2月6日付け  日本人移民は「農業の神様」と称えられ―実際の功績も大きい。正確な数字は不明ながらサンパウロ州内で日本人移民が切り拓いた原始林や再生林は数百万ヘクタ―ルに達するのではないか。山の樹木を伐採するときの先駆者はサッペ小屋に泊まり命を掛けての苦闘であったと古老から聞いた。そこを山焼きしコ―ヒ―や米・ミ―リョなど ...

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コラム 樹海

 一獲千金の夢を抱いた笠戸丸移民がサントス港に着いてから97年。165家族733名、単身者48名を乗せた笠戸丸がブラジルに着いたときの反応はさまざまであった。サントス市の地元新聞は「黄禍」を導入するとの不安を記し、サンパウロの某紙は「船中で殺人事件が発生」と報じている。こうした中でコ・パウリスタ―ノ紙は、日本移民の礼儀正しさを称 ...

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コラム 樹海

 岐阜県多治見市で、警察官の拳銃を奪って逃げた外国人が車(くるま)関連の犯罪に関係していた、と知り、ブラジル人の可能性があると思っていた。案の定だった。車の窃盗、解体、売り払いは、ブラジル人の〃御家芸〃だからである。日系人が日本まで「就労」に行って、就労以外のことをするなんて、惨めで嘆かわしい。古い言葉で言えば「日伯両国在住日系 ...

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コラム 樹海

 ちょっと古いのだが十月二十三日付けの「大耳小耳」に和歌山市にある移民資料室のことが書いてあった。移民に関連する蔵書が八千冊と絵画や新聞資料も一万点というからかなり充実していると見ていい。あの和歌山県は明治の頃から海外に向かって多くの移民を送り出したところであり、確か―帰国した移民たちが作った「アメリカ村」もある▼そんな関係やい ...

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コラム 樹海

 近頃、ブラジルに渡った二十数万の日本人移民が、この国に残したものは何だろう?と考えることがる。確かに、コロノ生活から身を起こした初期移民らは農業に於いて画期的な功績を残したし子弟らの大学教育に尽くしたのも大きい。今でも政治家などは「日本人は農業の神様」と称えるけれども、何か大切なものを忘れたのではないかなとも思う▼ちょっと大袈 ...

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東京農大会=好立地の新会館を落成=日本から理事長ら迎え

8月17日(金)  ブラジル東京農業大学交友会館(石川準二会長)の落成式が、十五日正午からサウーデ区のドナ・セザーリア・ファグンデス街235番で行われた。式には松田藤四郎同大理事長、進士五十八同大学長、西山巌領事、伝田英二ブラジル日本文化協会副会長や中沢宏一ブラジル都道府県連合会会長など多数の来賓が出席して盛大に行われた。  先 ...

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ヒトマチ=上がりは「成功」 移民双六

6月22日(火)  ジャポネス・ガランチードの原点ここにあり――パラナ州ローランジャ市にあるパラナ州日本移民資料館に、かつての日系移民の志を映し出す貴重な資料が残されている。その名もズバリ、「農家成功双六(すごろく)」。農業の神様として尊敬を集めた日系人は、すごろくという遊びの中でも、勤勉さや意思の強さを求めていたことが分かる。 ...

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文協が大豆普及に着手=〃畑の肉〃を貧困層に=飢餓ゼロ計画に協力=農務大臣も関心示す

6月5日(木)  みそ、納豆、豆腐などに加工され、古くは弥生時代から日本の食文化を支えてきた食品といえば大豆。タンパク質、ビタミンを豊富に含むことから〃畑の肉〃と呼ばれ、その栄養価の高さは広く認識されている。上原新体制のもと、船出したばかりの文協がここに目をつけた。大豆を利用した加工食品や料理をブラジル中に広めようというのだ。「 ...

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