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カンポス 関連記事

ニッケイ俳壇(865)=星野瞳 選

アリアンサ  新津 稚鴎

白き月浮べ広野は草の春
鳴きそろう夜蝉に今宵の月遅し
白蝶の黄色い卵貝割菜
牧の沼に映りて今朝のイペーの白
菜飯焚き二人の生活始めけり

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ニッケイ俳壇(865)=富重久子 選

サンパウロ  近藤 玖仁子

夏衣身も心まで解き放つ
【この頃のお天気はどうであろう。ある朝は早春の様に肌寒いかと思うとひと雨の後は、むしむしとまるで真夏の午後のように暑苦しい。この句のように、夏服に着替えると身も心も軽く本当に晴れ晴れと心地良い。「夏衣」という初夏の清々しい季語のよく落ち着いた佳句であった】

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ニッケイ俳壇(864)=星野瞳 選

サンパウロ  湯田南山子

春暁の夢や邯鄲のものがたり
少年の口笛に応ふ朝サビア
日本館はサビアの宿と申すべし
歩行器をはなせぬままに春闌けし
大連休やすみ疲れて夏時間

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ベネズエラ=マドゥーロの甥2人逮捕=米国への麻薬密輸容疑で

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ニッケイ俳壇(862)=星野瞳 選

『念腹忌』とは、ブラジルに俳句を広めた第一人者の佐藤念腹の命日忌のこと。ホトトギスの門人で、高浜虚子の客観写生、花鳥諷詠を理念とし、ブラジルの自然をそのまま詠んだ俳人。ブラジルでは毎年、念腹忌に俳句大会が開催され、直弟子から孫弟子まで多くの人が参加する。

アリアンサ  新津 稚鴎

受難日の肉屋の台にある聖書
草笛に今も力行応援歌
ひやひやと雨をこぼしぬ鳥曇
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
森の穂にアララが騒ぎ初明り

【投句者・新津さんは十年ぶりに第二句集を出された。この十月三日で満百才になられた作者に、心から拍手を送りたい。第二句集から六句を頂いた】

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ニッケイ俳壇 (861)=富重久子 選

オンドル

プ・プルデンテ  小松 八景

南洲に煙突多し日脚伸ぶ
【「南洲に煙突多し」とは、ブラジルでは南にいくほど寒く防寒のため、ストーブを焚いたりペチカを焚いたりするので各家ごとに幾つかの煙突がある。北朝鮮では昔オンドルと言って、床の下に泥で火の通り道をつけどんどん焚口から薪を焚き、油紙の床を温めたものであるが...

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サンパウロ市長=日曜のパ大通り通行止決定=州検察は反対の姿勢崩さず=懸念される病院への交通

18日よリ毎週日曜の車両通行止が予定されているパウリスタ大通り(Andre Tambucci/Fotos Publicas)

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ニッケイ俳壇 (860)=星野瞳 選

サンパウロ  馬場 照子

面影の笑顔遺して桜散る
桜守りを黄泉へいざなう花吹雪
囀りの井戸端会議雄鳥とか
国花てふ誉れのイッペー黄金彩
ジャボチカバ木肌を埋める黒真珠

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ニッケイ俳壇 (858)=星野瞳 選

アリアンサ  新津 稚鴎

激つ瀬のひっぱる風や木々芽ぐむ
草萌ゆる野やぽっかりと月浮かべ
鼻振って家の漫歩や蝶の昼
夜蝉鳴く泣き虫の樹が泣き止めば
貯水池に天から降って目高棲む
いさぎよく葉を落としイペ花仕度
水温む鶏が孵せし子家鴨に

【作者・稚鴎さんは来たる十月三日で百才になられる】

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省庁削減=メルカダンテが左遷へ=官房長官はヴァギネル氏か=PTは保健相も失うことに=PMDBが7閣僚に増

官房長官から降りることとなったメルカダンテ氏(José Cruz/Agência Brasil)

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