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日本企業、3都4線に参画=鉄道の建設整備、運営に=聖市サンジョアキン駅新線も

投資プロセス(三井物産HPより)

投資プロセス(三井物産HPより)

 三井物産とJR西日本、官民ファンドの「海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)」の3社が合同でサンパウロ、リオ、ゴイアニアの3都市、4線の鉄道の建設整備、運営に参画することが9日、各社の発表で分かった。日本の鉄道運営技術が当地に導入されることが期待される。

 三井物産の完全子会社で、ブラジルで都市旅客鉄道事業を手がける「ガラナアーバンモビリティ株式会社(GUMI)」の株をJR西日本に33・9%、JOINに16%譲渡する契約が同日に締結された。
 今後はGUMI社と伯国最大のコングロマリッド「オデブレヒト・トランスポーターズ」の合弁事業会社「オデブレヒト・モビリダージ(OM)」(14年11月設立)が各事業の主体となる。
 OM社が保有するのは昨年開通したリオ州のスーペルヴィアの管理、オリンピックの交通需要に対応のため次世代型路面電車(LRT)、また聖市地下鉄6号線(21年開業予定、サンジョアキン―ブラジランジア間)とゴイアニア市LRT(18年開業予定)建設の4事業だ。
 JR西日本は初の海外事業で、技術面の支援に関わる。同社公式ホームページでは「海外鉄道事業ノウハウの獲得および人材育成や技術支援を通じた国内鉄道事業の発展に寄与することをめざす」とコメントしている。
 「JOIN」は日本政府が出資して14年に設立。海外のインフラ整備事業に民間企業と共同で出資して、相手国政府との交渉や役員・技術者の派遣を業務とする。10月ベトナム港湾ターミナル整備・運営、11月の米国テキサス州高速鉄道に続く3事業目となる。
 三井物産はすでに03年に鉄道車両リース事業、07年には聖市地下鉄4号線(ルス―ブタンタン)の建設にも参画している。

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