17日、チリの大統領選の決選投票が行われ、企業家出身で保守派の元大統領(2010~14年)、セバスティアン・ピニェラ氏が左派連合推薦のアレハンドロ・ギリエル上議に勝利し、大統領に返り咲くことになった。パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルに続く、左翼から中道右派への政権交代となる。18日付ブラジル国内紙が報じている。
現大統領のミチェレ・バチェレ氏とピニェラ氏との間で大統領を交互に繰り返すことは2006年から続いており、今回ピニェラ氏がバチェレ氏から政権を取り戻すことも多くの国民が予想していた。