西日本では最大となる約8千人の在日日系ブラジル人を抱える滋賀県で、日伯交流の輪が広がっている。先月9日、ブラジル人女性ピアニストのビアンカ・ジスモンチさんらトリオを招き、大津市内ホールにて初公演が行われた。 同県湖南市の人材派遣会社インフィニティが主催。東近江市にあるブラジル人学校「日本ラチーノ学院」の外国籍生徒とその家族ら ...
続きを読む »2018年7月4日の記事一覧
大耳小耳
もう文協には日本語中心の会員はいなくなったようだ。先日、文協から郵送されてきた封筒を開けてみると、会誌『コロニア』だった。「そういえば久しく見ていなかったな」とパラパラめくって驚いたのは141号(2013年)、142号(14年)、143号(15年)、144号(16年)、145号(17年)の5年分の内容が一冊にまとまっていたこと ...
続きを読む »日本代表、酷評覆し大健闘=独自のプレースタイル発見=収穫の多いW杯ロシア大会=サンパウロ市在住サッカージャーナリスト 沢田啓明
日本代表のワールドカップ(W杯)ロシア大会が終わった。 1次リーグを1勝1分1敗(得点4、失点4)のグループ2位で突破したが、2日に行なわれた決勝トーナメント1回戦(ベスト16)のベルギー戦で2―3と惜敗した。 日本は1998年から6大会連続で出場しており、ベスト16に残ったのはこれが3度目。つまり、実力は1次リーグ敗退( ...
続きを読む »自分史=私のシベリア抑留記=谷口 範之=(12)
所長は数名のソ連軍下士官に命じて、捕虜の人員を数えさせた。ソ連軍下士官たちは各中隊の間に入り、 「アジン、ドヴァ、ツリー……」 と、声を出しながら数えてゆく、途中でやめて先頭に戻ると、初めから数えなおす。途中でやめるのは、数えているうちに分らなくなるらしい。二、三回繰返したのち、最後尾に辿りつく。最後尾が一人~三人缺けている ...
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