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文協改革委新理事選出へ=8日に公開討論会=600団体に招待状を送付=深化見た第6回会合

1月31日(金)

 文協改革委員会の杉尾憲一郎委員は二十九日午後三時半から、記者会見を開いた。会見では二十八日午後六時から開かれた第六回会合について説明した。会合では、委員会メンバーが担当を決めて行った聴取会についてそれぞれが発表。次回行われる会合では次期選挙のシャッパ作成が行われる。

 各委員は前回の会合の後から行ってきた聴取会について報告した。
 聴取会を行った団体は、剣道連盟や相撲連盟などのスポーツ団体をはじめ、ライオンズクラブ、沖縄県人会、青年文協、県連、日本語普及センターや赤間学園などの日本語教育機関、商工会議所、国際交流基金、国際協力事業団など二十以上を数えた。
 改革委員会はデカセギ帰国者ヘの対応や日語教育機関などの統合を改革の提言として挙げているが、それに対する反対意見なども多数見られたという。
会計透明化を
 商工会議所の代表者は文協の財政問題について指摘し、会計を透明化しなければ改革は成功しないとの厳しい意見もあった。
 経済支援の可能性も
 基金との会合では文協がこれから日系社会にとらわれず、ブラジル社会に対して、活発な活動を行うならば、経済的な支援の可能性もあるとの考えを示唆した。
 若い人材登用を
 アルジャー青年会からは文協の活性化を図るには運営に若い人材が携わるべきとの意見が出された。
 日系社会の総意として文協の存在価値を再認識したという改革委は、これまでの聴取会の結果とすでに作成されている提言書をたたき台にして、二月八日に開かれる公開討論会に向かう考えだ。
 すでに文協では討論会への呼びかけに約六百団体に招待状を送っている。
 さらに会合では新しい文協の運営の方法に関しても言及。副会長の職務役割や文協の存在を広くブラジル社会に知らしめるため、広報活動の重要性を指摘する意見も出されたが、具体的な問題に関しては次期執行部に委ねるという改革委の立場を確認した。  次回会合は二月十日午後六時から開かれ、主な議題として三月に行われる評議員会と理事会のシャッパを作成する計画だ。渡部和夫委員が二月十四日から月末まで訪日する予定のため、シャッパ作りが急がれている。
 杉尾委員は「二月八日の公開討論会には地方文協関係者をはじめ、多くの人に参加してほしい」と呼びかけている。
【公開討論会】
 会議では各団体につき一人の代表者が意見発表できる。書面での発表は開催前にFAXで送付する。同時通訳付。二月八日午前九時から正午まで。ブラジル文化協会小講堂(サンパウロ市サンジョアキン街381番)FAX番号(011)3208・5519(文協)まで。

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