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ペルー日系社会 進む総合病院建設=移民100年記念して=最先端の医療技術を導入=13階ビル、8月に落成へ

3月14日(金)

 【リマ市=堀江剛史記者】ペルーのリマ市で日本移民百周年記念事業として『百周年記念総合病院』の建設が進められている。最終的には十三階の建物となる予定で、現在第二期工事が九階まで行われている。丸井ヘラルド百周年事業実行委員会委員長は「八月には全施設が活動できるよう全力を注いでいく」と話している。

 日本政府や財団法人・日本国際協力財団(陣内良一理事長)、県人会、日系企業、団体や篤志家の資金協力で建設が進められている『百周年総合病院』の建設が急ピッチで進められている。
 総合病院は最先端の医療技術を導入した各科の診療室や実験室などのほかに祈祷所や図書室などといった患者の需要も盛り込んだ総合プランをもとに建設されており、関係者は「ペルーでも最新の設備を完備した総合病院になるだろう」と話している。
 日系人協会の一機関として八一年に開所した日秘友好診療所は百二十人の医師が毎日千人以上の来診者を応対しているが患者が入院する施設はない。
 建設中の総合病院は百二十のベッドを完備した入院施設も充実させる予定で、日系社会はもとよりペルー社会からも大きな期待が寄せられている。
 現在までの日本政府による八五万ドルに上る助成金は産婦人科や小児科などの施設費に充てられるという。
総合病院の第二期工事はフジタ組の施工で九階まで進んでおり、丸井委員長は「八月には落成式を行いたい」と話している。

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