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東西南北

3月22日(土)

 米国海軍の准士官のブラジル人男性が、イラク戦争に出征している。ミナス州出身のフォルテスさん(二三)は軍医。十七日に召集令状が届いた。「心の準備はできているが、生物兵器で抵抗できずに死ぬのは嫌だと言っていた」と父親は語る。「悪者はフセイン氏。米国は原油が欲しくて戦争しているのではない」と疑わない。負傷者を援助するために三十キロもの荷物を背負って移動する息子を「可哀想に」と案じていた。
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 ブラジル空港設備公社(Infraero)は、イラク戦争開戦で、国内の空港六十五カ所の警備を厳しくするよう指示した。特に国際空港ではいっそう厳重な監視態勢が必要だとし、「旅客に迷惑をかける可能性もある」と断った。ヴィエーガス国防相は、アラブ系コミュニティーが集中するパラナ州フォス・ド・イグアスー市の警備を強め、「主な戦略地点の警備を強化しているまで。国境付近もそれに入る」と説明した。空軍も緊急時に対して即刻応じられる態勢をとっている。
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 駐伯米大使は二十日、米国の武力行使に反対したブラジルの姿勢を尊重すると言明した。「イラクが他国を脅かす存在でなくなって欲しいという目的を最善の形で実行したことに、ブラジルには反対する権利がある」と述べた。大使と外相は、対米関係に亀裂が入る可能性はないと表明した。
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 ルーラ大統領のペット、雌犬のミッシェルが大統領専用車(コンビ)の助手席に乗せられ、大統領府の職員の付き添われて、プラナルト宮殿からトルト別邸に移動したことが国会で波紋を呼んでいる。野党PSDBの上院議員はミッシェルの移動にいくらかかっているか、ミッシェルの世話をする職員が実在するのか、情報公開を求めている。

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