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東西南北

 昨日付の本面でも報じた、連邦政府の黒人保護団体「パルマレス文化財団」のセルジオ・カマルゴ会長による黒人運動批判が発覚した件で、同会長に対する強い社会的批判が起こっている。連邦直轄区にある21の文化団体からなるグループや連邦公安庁(DPU)などが即時会長解任を求めている他、下院でも連邦検察庁に捜査を求める声があがっている。7日には反ファシズムの全国的なデモが行われる予定で、米国での白人警官による黒人男性殺害に抗議するデモも拡大しているだけに、同会長に対する抗議も避けられそうにない。謝罪を行うなり、辞任するなりした方が、問題が大きくならずに済みそうだが、はたして・・・。
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 フェイクニュース捜査の対象でもあるネオナチ集団「300・ド・ブラジル」のリーダー、サラ・ウィンター氏が、所属政党の民主党(DEM)を除名された。それに対して彼女は「私はブラジル同盟に行くから除名なんて意味がないわ」と反論した。だが、本人が移籍を予定しているボウソナロ大統領の新党はまだ設立手続きが完了していない上、党側も「彼女を入党させる予定はない」と発言。所属させるには過激すぎて手に負えないということか。さて、どうする。
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 ゴスペル歌手で牧師でもあったファビアナ・アナスタシオが4日、新型コロナウイルスのため、入院先の病院で亡くなったと彼女の公式フェイスブックが伝えた。彼女は大サンパウロ市圏サントアンドレ市を拠点に活動しており、45歳と若いにも関わらず、その世界では大きな影響力を持っていた。こうした悲報を聞き続けるのも、なかなかつらいところ。

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